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the Color

結婚式のコンセプトは、
人生のそばに在り続ける言葉

TAKAHIRO&RURI

CONCEPT:セカイがなんと言おうとも
2019.12 @横浜UNION HARBOR

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-CRAZY WEDDINGを選んだ理由

CRAZY WEDDINGのことは、結婚を考えるずっと前から知っていました。

「人生が変わるほどの結婚式」

SNSで見つけたそんなコピーが印象的で、個人的に応援していた会社でした。と言いながらも、実は式場探しの中で既に別の会場に予約。前金まで振り込んでいた中で、でもやっぱり話を聞きに行きたい、貴弘にそう伝えて最後に訪れたのがCRAZY WEDDINGでした。

最終的にCRAZY WEDDINGに決めたのは「コンセプト=これから生きていく2人の人生のそばに在り続ける言葉にお金を払いたい」という思い、そして「来てくれた人たちにとって意味を持つ結婚式にしたい」それが一番叶えられるのはCRAZY WEDDINGなのではないかという思いからでした。

『結婚式』は、コミュニティを超えて自分の大切な人たちが集まってくれる一日。大きな力を持つこの一日を、来てくれた人たちの人生も変わるような一日にしたい、そう思っていました。

”人生は素晴らしい、生きるに値する”

私の好きな劇団四季の言葉です。

「人生何が楽しいのかわからない」
「やりたいこととかない」
「仕事がしんどい」
「休みの日を楽しみに生きている」
「でも仕方ない」

比較的、社会的に良いとされる学校、会社に身を置く家族友人が多かった私は、これまで、自分の家族や友人がそんな風に自分の人生をどこか諦めている姿を何度も見てきました。でも、本当は仕方なくなんてないんじゃないか、人生はもっと素晴らしい、どうか自分の人生を歩んで欲しい、そんな願いからこれまで私自身キャリア支援の仕事を選んできました。

そんな自分なりの一つのメッセージとして、結婚式を通して、「日常には儘ならないことも沢山あるけれど、それでも思っている以上に人生は素晴らしいのかもしれない」と来てくれた人がもう一度信じられるような一日をつくりたい

そんな思いを受け取ってくれたのがCRAZY WEDDINGでした。


-コンセプトについて

準備は式の約半年前からスタート。何度かの面会を通して、会場選びやコンテンツに対してあれがしたい、こうしたい、と色々と我儘を聞いていただきながら、同時に、私たち二人のこれまでの人生についても沢山話を聞いていただきました。そんな中で贈ってもらったのが「セカイがなんと言おうとも」というコンセプトでした。

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「セカイがなんと言おうとも」

人生は一度きり
幸せはいつも私の心で決める

夢は語るものでも、見るものでもない
自分の足で叶えるものだ

どんな方法だって
自分が決めた夢を為すために
心震える方を選ぼう

人生 苦しいときもある
人生 泣きたいときもある

それでも
包み込む大きな安らぎをくれて
ひたむきに前を向く
そんなあなたが横にいるだけで

セカイがなんと言おうとも

私の人生
いちばん幸せ

これまで大事にしてきた
・自分たちなりに自分たちらしい選択を重ねてきたという誇り
・私たち夫婦の共通言語である、
 自分の人生は自分でつくっていく、という思い
・自分の人生を歩むことをどこか諦めているような周りの人への願い
が込められたコンセプト。

同時に、実は自分というものに自信がなくて、優等生タイプで八方美人。誰よりも人の目を気にして他者に否定されることや、拒絶されることを恐れている。誰かの前で自分を表現すること、他者に踏み込むことを避けてきた。そんな自分に「セカイがなんと言おうとも」自分の人生を歩んでいってほしい、という願いと「宿題」をもらったように思います


-当日までの準備について

当日までの準備は、自分たちのこれまでが愛に溢れていたことを知るとともに、自分たちのこれまでの人生を再度意味付けする道のりだったように思います。あれもこれも、自分にとって印象深かったことは沢山あるのですが、私からは3つ紹介させてください。

1つ目。
私にとって一番大きかったのは、手紙を書くというプロセスでした。参加者全員に手紙を渡し、その場で返事を書いてもらう、というコンテンツを提案していただき、事前にゲスト全員に手紙を書きました。自分の中で一人一人との関係性を振り返りながら、これまで伝えたくても伝えられなかったことを思い切って言葉にするという作業を通して、自分の中にあった愛や感謝、わだかまりが昇華されたように思います

自分という人間は、これまで出会ったあらゆる人たちによって出来上がっているのだと改めて嬉しく感じるとともに、いい意味で、全員に好かれなければ、という執着がなくなっていったことも自分にとって大きな変化でした。

2つ目。
もう一つ大きかったのは、準備期間を通じた親との対話でした。当日のコンテンツで使用する、自分の幼い日の写真を探すために実家に帰省。生まれた時からの思い出が詰まったアルバムを改めて母と見返しました。自分としては、もう覚えてもいないような幼いころの写真たち。なんでもない瞬間を収めた沢山の写真と一つ一つ母の語る思い出とともに見返す中で、自分はこんなにも祝福されて生まれてきて、こんなにも愛情を注いでもらって大きくなったのか、と気づかされました。

いつも厳しく育てられてきたためか、親には理解してもらえない、信頼してもらえない、必要とされていない、そんな風に感じていた自分の気持ちがすっと薄れて、穏やかな気持ちで東京に戻ってきたことを覚えています。

3つ目。
当日のコンテンツとして他にも提案してもらったのが、ゲストの前での「自分の過去を振り返るプレゼンテーション」と「自分たちのこれからの人生を表明する宣誓」でした。

改めて、自分のこれまで二十数年間を意味付けし、自分の望む生き方を言語化する。何度も何度も言葉を練り直していく過程で、自分たちがこれまで歩んできた道のりにはこういう意味があったんだ、自分たちがこれから歩んでいきたいのはこういう人生なんだ、と解像度がぐっと上がった気がします。


その他にも、ゲスト全員に招待状の出欠と併せて「自分の夢」を書いて送ってもらう、という提案。装飾の一枚絵に描いてもらうモチーフを自分たちで決めるというプロセス。

その一つ一つを通して、自分のこれまでが愛に溢れていたことを知るとともに、自分のこれまでの人生を再度意味付けすることができたように思います。



-当日について

始まってみれば「本当に楽しかった!」の一言でした!

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美容師である妹にヘアメイクをしてもらいスタートした挙式。
誰よりも可能性を信じて、一緒に幸せに生きていこう、と言い続けてくれる大切なパートナーへ、感謝の思いを語ります。

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披露宴では、自分たちの人生を振り返るプレゼンに始まり、自分たちの友人による余興で盛り上がりました。そして最後には、わずかな恐れも抱きながら、大切な人たちの前で、自分たちのこれからを語り、そして一人一人に招待状で書いてもらった夢へのエールも込めた手紙を送ります。

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私たちも最高の人生を送るから、どうかみんなも自分の人生を生きてほしい。そんな願いを込めて言葉を紡いでいく中で、目にしたのはゲストの暖かい眼差しと涙。父と母からの抱擁、尊敬する恩師からの「成長したね」の一言。

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来てくれた人たちにとって意味を持つ結婚式にしたい、来てくれた人たちが人生は素晴らしいと信じられる瞬間をつくりたい、そんな思いから始まったこの結婚式は、

「こんなにも自分の思いを
 受け取ってくれる人たちがいるんだ」
「こんなにも大事に想って
 くれている人たちがいたんだ」
「私たちは一人じゃなかったんだ」

という沢山の気付きを私たちに残して、幕引きとなりました。

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-感想

「これまで20回以上結婚式に
 参列してきたけど最高かも」
「自分の人生は自分で選ぶこと、
 確かに大事だなと思った。
    二人に負けないくらい、
 自分の道に自信を持って
    進んでいこうと勇気をもらえたよ」
「自分のこれからの生き方、
 考えさせられる会でした」
「2人の強い信念に心動かされました!
 ありがとう!」
「自分も自分がやりたいこと、
    自分自身を愛することを
 心がけていきたいと思いました!」
「自分も生きていく意味とか
 普段考えないことを
    考えるきっかけになりました」

当日ゲストの皆が書いてくれたメッセージに書かれていた言葉です。この一日が、来てくれた人たちにとって意味を持つ一日になっていたら。おこがましくもそう願っています。

そしてこの一日を通して、誰よりも人生が変わったのは私たちでした。

私自身、恐れを手放して、地に足をつけて生きていくことができるようになりました。「自分なりのこだわりを持って、自分らしい選択を積み重ねて生きてきた」という自負と「周りの人にも自分の人生を生きて欲しい」という願いを持ちながら、同時に、自分の存在に対する不安と隣り合わせで生きてきたこれまで。

八方美人で、唯一無二の親友もいない、親にも信頼されていない。自分はありのままでは愛されない存在なのではないか、そんな風に思いながら人の目を気にしながら生きてきました。

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でも、自分の本当を伝えて、それを大切な人たちに受け取ってもらって、改めて、私はちゃんと愛されていて、1人ではなくて、無力でもない、と気づいたような気がします。

ずっと他者を気にして生きてきたけれど、「セカイがなんと言おうとも」そのままの自分でいいんだ、と良い意味での執着がなくなりました。結婚式の前よりも肩の力を抜いて自分の人生を生きることができるようになりました。

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本当に楽しかった一日。そして、これからの自分にとっても「人生は素晴らしい」と信じ切れる証拠になるであろう一日

私たちは自分で自分の人生を変えられる力を持っているのだ、という確信を持って、私たちはお互いにまた新たな夢に向かって、昔よりも純度高く走っています。

自分の人生を生きる人を増やしたい、そんな思いで選んだCRAZY WEDDING。本当の意味で、自分の人生を歩む勇気をもらったのは私たちだったのかもしれません。

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新郎 貴弘より
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言いたいことは妻が全て書いてくれましたが、最後に新郎からも一言感想を書かせて頂きます。

結婚式当日。初めて会場の装飾を見たファーストミートの瞬間が一番感動しました。自分達が好きな少し濃い目で落ち着いた青色で彩られた会場、2人が好きな熱海の街が描かれた背景画を初めて目にした時、CRAZY WEDDINGにお願いして本当に良かったと思いました。

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式自体は「自分達が祝ってもらうだけでなく、ゲストにも元気や勇気を持ち帰って欲しい」という思いを込めて様々なコンテンツを用意しました。自分達の生い立ちをプレゼンしたり、ゲスト一人一人手紙を送りその場で返事を書いてもらったり、少しイレギュラーなコンテンツをちゃんと楽しんでもらえるのだろうかという不安もありましたが、会中のゲストの方々の表情、その場を心から楽しむ妻の顔、そして準備から当日までをやり切った自分達の達成感は何にも変え難く幸せな時間でした。

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これらの元になったのが「セカイがなんと言おうとも」というコンセプト。
「自分が何を考え大切にして生きてきたのか?」プロデューサーの保倉さんとのヒアリングで、自分の考えや人生を丁寧に掘り下げて頂いた末に、導き出されたこの言葉のお陰で「この結婚式どう作りたいか」に留まらず、「妻となぜ結婚したのか、今後の結婚生活や今後の人生をどう生きてきいきたいのか」まで考えるきっかけを頂きました。このコンセプトに基づいて結婚式を作るプロセスを通して、自分の人生を意思を持って歩んでいく第一歩を踏み出すことが出来たと思います。この言葉は死ぬまで忘れないと思います。

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会場や余興など結婚式でやりたいことや実現したい世界観はもちろん、結婚式というイベントに無限の可能性を秘めているのがCRAZY WEDDINGが作る結婚式だと思いました。まさに人生を変える程の1年間、そして結婚式でした。本当にCRAZY WEDDINGにお願いして良かったです。ありがとうございました。

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CRAZY CRAZY WEDDING IWAI OMOTESANDO BENE