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the Color

結婚式は誰のためのものか?

KEIICHI&MIYUKI

CONCEPT:Rebirth Day 
2018.11.17 @東京/PARADISE GARAGE

お二人のプロフィール
共に大手メーカー勤務

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-なぜ結婚式を挙げるのか、と問うことの重要性

私達は連絡先を交換してから、半年で結婚しました。運命的に出会い、確かに相手を信頼はしていたものの、喧嘩する時間もなかったし、相手のことをもっと知りたい。

結婚式で新たな一面を知りたい。
ちゃんと気持ちをぶつけあいたい。
一つのことを、二人で協力して創りたい。
それが私の、最初に結婚式をしたいなと思った理由です。

結婚式場は5つくらい回りました。
有名ホテル、ゲストハウス、有名なところから、スタイリッシュでかっこいいところまで。その中で、“ゲストとの距離感が近いといいね”、と一番ふたりがしっくりきた(高砂の段差が小さい、チャペルがかっこいい)ひとつの結婚式場と契約をします。

後に知ったことですが、私たちが契約したのは、有名なモデルさんが挙げた結婚式場でした。私はその事実にもわくわくしていたし(え、有名人と同じところ!って)、東京の大都会にあるのに、リゾートにいるような異空間に連れていかれた感覚も味わえる、とても雰囲気のいい結婚式場でした。

しかしながら、芸能人と同じ結婚式場で挙げることに、どれだけ意味があるんでしょうか?私はなぜ結婚式をするんだっけ。本当にこのまま結婚式を挙げていいのだろうかと、立ち止まります。

-CRAZY WEDDINGとの出会い

私はCRAZYという会社を、実は3年前から知っていました。知人が働いていたり、友達に招待されて3周年記念パーティーに行ったり、今では高校の友達がプロデューサーさんとして働いていたり、対談イベントや就活イベントに参加していたからです。

でも、CRAZY WEDDINGに対してはフォトジェニックだなぁとか、キラキラしている人たちが挙げるところなんだろうなぁとか、私みたいな凡人が行くところじゃないなーと思っていました。
他にも、CRAZYという会社名をうちの両親が聞いたらなんて思うかな、などの細かいところまで、不安要素は尽きませんでした。

結婚式場と契約をした後でしたが、話を聞くだけ聞いてみようと思い、両国にあるCRAZY本社に行きました。

会社


そこで、私が度肝を抜かれた質問を受けます

「なんでお二人は結婚したんですか?」

え、それは、結婚式の説明を聞きに来ているんだから。

結婚しているという事実は不変だし、そこありきで話が進むのが当然と思っていたので、まさかそんな質問をされるとはと驚いたのを覚えています。私はこの時、「安心するから」と答えた気がします。でも、答えた後で、何かモヤモヤします。本当に、そうだろうか?

なぜ結婚するのか、なぜ結婚式をするのか、家に帰って自分に新たに問います。

“二人で生きていくと、
ワクワクが2倍になるから”
“今まで関わってくれた人に、
感謝を伝えたい”

こんなシンプルな言葉が出てきました。
余興とか、スピーチとかして祝ってもらうんじゃなくて、私が、来てくれた人に対して感謝を伝える主役みたいに前に出るのはなく、私たちが空気みたいにゲストに溶け込んでしまうような、温かい空気の結婚式がしたい。

自分にこんな結婚式に対する熱い思いがあるなんて、第三者に聞いてもらわなきゃわからないことでした

過去を振り返った面会の後に、私たちのプロデューサーさんの松田佳大さんはそんな私たちに、こんな素敵なコンセプトを紡いでくれます

Rebirth Day

あの頃の自分に
変わりたい自分に
生まれ変わる 誕生式

私の人生ががらりと変わった日

あなたと出会った日
好きだと伝えた日
不安を吐露した日
抱きしめあった日

どれも確かに覚えている
嬉しくて 楽しくて
幸せはここにあると確信した

「あの頃の自分に戻りたい」
「もっと理想に近づきたい」
そう思う日もあった

でも

もう不安を感じる必要もないくらい
安心できる場所がここにある

Rebirth Day
何度だって生まれ変わろう

きょうは祝福の日

新しいわたしが またうまれる

「結婚式にコンセプト」って、多分理解しがたいことだと思います。本当に必要だろうかと思う人も多いと思います。

私も、最初のコンセプト提案では、「?」が止まらなかったのを覚えています。

私たちの結婚式のコンセプトも、結婚式ってこれから二人で歩んでいくことを宣言するものだし、みんな生まれ変わるよなぁ、うーん、当たり前ように聞こえる。と疑っていました(のちに松田さんの私たちへのメッセージに気づきます)。

つまり当時はそこまでの納得感は得られていなかったものの、信じて、やってみよう!そんなふうにして、まずは契約していた式場のキャンセルをし、日程、場所を最終決定します。

-“Rebirthday”の製作過程

私たちは、「楽しい」よりも「可愛い」よりも、とにかく来てくれた人に“ありがとう”を伝えることにこだわりました。

結婚式の準備の段階で、私たちの結婚式のコンセプトと、当日のイメージをするラフ画をいただきます。

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なぜなら、私たちの選んだ会場は、打ちっ放しコンクリートの、ただの「ハコ」だったからです。本当に何も、なかったんです。頂いていたラフ画が、当日形になっていた瞬間は、言葉にならないほど美しいものでした。

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まずは装飾。
“ポイントカラーはイエローです”
“パイプと流木で表現します”
“ポスターを並べ、美術館のようにします”

当日まで、全然イメージできなかったのを覚えています。私たちの結婚式のアートディレクターである五味さんの創ってくれた空間は、私たちが求めていた、あたたかい光景でした。
実は五味さんと面会したのは二度だけ。一度目はお会いして、私たちのことを話し、二度目で描いてくれたラフスケッチを説明をしてくれて、次は当日。

最高の1日を過ごすために、彼女が提案してくれたこと。それは、挙式会場を、個展のような会場にすることでした。

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私たちは、来てくださったゲスト一人一人に対して、自分がイメージするキャッチコピーと、その人への感謝を綴ったポスターを製作しました。
原稿の納期は結婚式の4日前。デザインする五味さんがどれだけ大変だったかと想像すると、感謝が止まりません。


次に驚いたのは、当日のヘアメイク。CRAZY WEDDINGでは、自分で当日身に付けるものを調達することもできます。こだわりの強い私は、すべて自分で揃えることにしました。お気に入りのドレス、イヤリングと靴を一人で決めるのは、とても難しかったです。もちろん組み合わせて試着したわけじゃない。それぞれのパーツがケンカしないかな、そもそも自分に似合うかな、と不安でいっぱいでした。そんな不安を、担当ヘアメイクさんの石岡さんは、吹き飛ばしてくれました。彼女のお仕事を間近で見せていただいて、衝撃を受けます。

“ヘアメイクって、アートだ。”

同じヘアスタイルとメイクって二度と生まれない。石岡さんの感性が研ぎ澄まされたヘアメイクは、私のとてもお気に入り。

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装飾とヘアメイクだけじゃなく、当日の運営についても、感じたことがあります。

私は、結婚式で、余興を「してもらったり」、スピーチを「してもらったり」することがどうしても理解ができませんでした。来ていただくだけで十分、その人の1日をいただいているのに、さらに何かをしてもらおうなんて、怖くてお願いすることができません。そこで、「新郎パート」と「新婦パート」に分けて、私のパートでは人生プレゼンテーションをすることにしました。これまでの人生を振り返り、自分を形成するパーツであるゲストの皆様に感謝を伝えることと、彼の友人の皆さんに私を知ってもらうことに徹することに決めました。

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人前で自分をさらけ出すのは、とても勇気のいることです。結婚式当日は、楽しみよりもプレゼンの緊張と戦っていました。そんな時、司会の斎藤さんにフォローしていただきました。

斎藤さんは、私たちのコンセプトを私たちよりも理解しているというすごい方でした。当日の不安な気持ちを、一瞬で拭い去ってくれたのは、間違いなく斎藤さん。何かあったら、いつでもアイコンタクトで教えて!と言ってくださったことに、すごく安心したのを覚えています。

ここに書ききれないほど。コーディネーターさん、アテンドさん、カメラマンさん、音響さん、会場のEMANONさん、CRAZYキャストの皆さん、皆が私たちのために全力で、一生懸命で、私たちのことを信じてくれたことに、心が満ち溢れました。今まで一人で頑張ってきたと思っていた私は、チームで一つのプロジェクトを成し遂げることがどんなに素晴らしいことかを心の底から実感します。

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一人欠けたら、成し遂げられなかった空間。
とても洗練されていて、美しかった。。。

-結婚式の新たな可能性について

当事者にしかわからないから、あえてこの言葉を一人にでも多くの人に届けたい。

結婚式はすごくすごく可能性を秘めたイベントであること。結婚式は、パートナーの新たな一面を見るだけでなく、自分自身と向き合うための機会だということ。

私が、結婚式を通じて気づいた、大切なことの一つに、「他責だった」自分を見つけたことがあります。私は、彼に「幸せにしてもらおうと」結婚していたのです。プロポーズされるときに言われた「幸せにする」という言葉を、ずっと引きずっていました。
しかしながら、当たり前ですが、「幸せになる」のは自分自身で見つけていったり、気づいていくものです。私は自分が「幸せになるための努力」を、怠っていることに気づきました。

私たちの結婚式が、人生二回目の誕生式であったように、二人にとってどんな形でもいい、正解なんてない。もはや、結婚式じゃなくてもいい。どんな形でもいいと思っています。
自分たちがどんな1日にしたいか、ゲストに何を伝える日にしたいかを、徹底的に向き合って、自分の心の声を聴くチャンスです!!!

それを一緒に向き合ってくれる仲間は、ちゃんと実在します。あとは、信じてみる。こわいけど、信じてみること。CRAZY WEDDINGの仲間は、信じてみる価値があります。結婚式で生涯のチームを作ることができるなんて、誰が思いつくでしょうか。

終わった後のあの何とも言えない気持ちは、何回も言うけどやってみないとわからないので、だから1歩を踏み出せる人を増やしたいなぁ、届けたいなぁと思う。

間違いなく、人生最高の1日でした。

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新婦さんのnoteはこちら⇩

https://note.com/gimachi27/n/n36ae5e57cf6a

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