こんにちは!CRAZYの池田です。
現在新卒3年目で、マーケティング室所属。ひょんなきっかけで、この度CRAZY MAGAZINEの編集長を拝命しました。
最近は全社員で実施しているエーリッヒ・フロム著「愛するということ」輪読の解説担当に勤しんでおります。
はじめに
今回どんな記事をつくるか迷った末、私たちが大切に思っている「パートナーシップ」とか「愛」とか「よくわからない(わかりずらい)もの」の輪郭を、みなさまと一緒に感じられるようなものにしたいと思い立ちました。
どんな形で続けていくか、どんな記事を重ねていくかは模索しながらになりますが、日常にある数々の問題を根本的に解決するヒントである「愛」や「パートナーシップ」への気づきが深まる場所にしていきたいと思います。
一緒にお楽しみいただけますと幸いです。
(気づきや感想、気になるトピックがあれば、TwitterまでどしどしDMください!!)
PURPOSE(存在目的)として「私たちは人びとが愛し合うための勇気と機会を提供し、パートナーシップの分断を解消します。」を掲げているCRAZY。
早速ではありますが、本記事ではこの「パートナーシップ」が持つ可能性を、みなさまとシェアしたいと思います。
パートナーシップとは?
「パートナーシップ」という言葉に、あなたは何をイメージしますか?
辞書では、
パートナーシップ(partnership)・・・1.協力関係。共同。提携。2.英国や米国で、複数の個人または法人が共同で出資し、共同で事業を営む組織。日本の組合3に類似する事業体。出資者はパートナーと呼ばれ、組織を所有する。『デジタル大辞典(小学館)』
と記されています。
世の中には、様々なパートナーシップがあります。
自分とのパートナーシップ
ふうふのパートナーシップ
家族のパートナーシップ
友人とのパートナーシップ
会社と社員のパートナーシップ
会社と会社のパートナーシップ
チームのパートナーシップ
国と国のパートナーシップ
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複雑性が増していく現代社会において、パートナーシップ無しで何かを実現することは、ほぼ不可能になってきました。何かをもっと良くしたいと思った時、パートナーシップは欠かせない要素であるといっても過言ではないと言えます。
なぜCRAZYがパートナーシップに取り組むのか?
先述の通りパートナーシップは、生活を取り巻くもの全てに関わるものです。もっというと、よりよいパートナーシップは、よりよい人生をつくるために欠かせないものであると考えています。
では、よりよいパートナーシップとは何か。
これに対しては様々な答えがあると思います。というよりも、答えはないという方が正確かもしれません。
一つの見解として、私はよりよいパートナーシップを「その瞬間、最も適切な関係性にあること」だと考えています。
人は変化していきます。その個人の変化に応じて、関係性が変わるのは当然です。個々人の変化に応じて関係性も更新することで、それぞれが自分らしく今を生きながら、誰かと共存することができるのです。
しかし、変化は怖いのが人間。
その怖さを避けて関係性を更新せずにいると、歪みが出てきてしまうことがあります。
極端な話ですが、米派のパートナーのために毎朝和食をつくっていたけど、実はパン派に変わっていた、なんてことが起こったとします。良かれと思って頑張っていたことが実は無駄だった。しかも相手も嬉しくない。なんていう謎の展開。気づいた時には、「何で言ってくれないの?!」と言いたくなりますよね。笑
そんな馬鹿なことなかなかないでしょ!と思われるかもしれませんが、よく目を凝らしてみると日常には意外とそういうシーンがあったりするんです。
個人の変化だけでなく、パートナーとの関係性も更新していく。
今をその人らしい状態で、大切な人たちと共存して生きる。
この理想的だけど実現が難しそうなパートナーシップを一つでも多くつくりたいと、日々奮闘しています。
例えば結婚式は、最も密接なパートナーシップの一つ「ふうふ」の関係性を更新する機会。近ければ近いほど、関係性を更新するのも難しくなりますよね。
だからこそ、「結婚式」という機会を最大限に活かし、今のふたりにとって最高な関係性へ更新していくプロセスが、私たちがつくる結婚式の大きな価値であると考えています。
SDGsウェディングケーキモデル
ここまで私のよもやも話にお付き合いいただきましたが、こんなよもやも考えていたことが、「そうだよね!!!」と感動に変わった瞬間があります。
それが、SDGsウェディングケーキモデルに出会った時です。
SDGsウェディングケーキモデルとは、ストックホルム・レジリエンス・センター所長 ヨハン・ロックストローム氏考案のSDGs全17目標を体系化したモデルです。
地球環境がすべての土台にあり、その上に社会、さらにその上に経済が成り立つという構造を表現しています。そして、それらに軸を通し、最上位にあるのが「パートナーシップ」です。あらゆる課題の解決に対してパートナーシップが必要不可欠であるという構図を示しています。
パートナーシップには、世界にある数々の課題を解決するほどのポテンシャルがあるのだと改めて感じました。
「style for Earth」という創業理念を持っているCRAZYには、SDGsをはじめとする世界の諸問題に関心の高いメンバーが集まっています。
そんな地球全体のことと、私たちが取り組む「パートナーシップ」に密接な関わりがあるということ。さらにそれが「ウェディングケーキ」モデルと呼ばれていることに、運命的な必然を感じざるを得ません。
さいごに
誰もがパートナーシップに触れて、日々を過ごしています。
だけど、パートナーシップについて学んだり練習したりする機会は、あまりにも少ない。
そんなパートナーシップの向上によってつくれる幸せは、まだまだあると思っています。
少しだけ踏み込んで、パートナーシップのこと、一緒に考えてみませんか?