親御様目線で辿る、IWAIの結婚式

今回の記事は、あるようでなかった、親御様目線で振り返る結婚式。

2021年12月にIWAI OMOTESANDOで結婚式を実施した、IWAIの元新郎でもあり弊社社員でもある本間峻のご両親に協力いただき、親御様の目線で結婚式を振り返ってみました。

結婚式当日、パーティー中の新郎とお父様、お母様

「賛成できなかった」
結婚式の開催

2021年の夏頃、12月に結婚式をすると決めたおふたり。

その話を聞いた時のご両親の気持ちをお伺いしました。

準備期間中のおふたりと担当プロデューサー

お父様:
正直、あまり賛成できませんでした。
「なんで今なんだ」という気持ちが大きかったですね。

新型コロナウイルス感染症のことはもちろん、ふたりは地方に移住をしたばかりで生活の基盤もまだ不安定だろうと心配していたし、12月は自身の仕事が忙しい時期でもあったり、身内に不幸事があったりと不安は尽きませんでした。本人にもそう伝えましたね。

お母様:
私は、慎重派の主人に対してなんとかなるんじゃないというタイプだし、物事にはタイミングがあると思っていたので、ふたりの気持ちを優先してもいいんじゃないかと考えていました。

だから間に入りながらも、峻には強引に「そのままいっちゃいなさい」と伝えていましたね。笑

「結婚式が待ち遠しくなった」
準備期間

IWAIの結婚式では準備期間中に親御様へ、「お子様へのお手紙を書いてほしい」というお願いが届きます。

どんな風に、どんな想いでお手紙を書いたのか、お伺いしました。

結婚式当日、両親からの手紙を読む新郎。
この時のことを「生まれた時のこととか兄弟との出来事とか親視点でしか見えない、自分が知らないところまで書かれていて、自分が思っている以上に、知ってくれていて考えてくれているんだと思い知らされました。到底及ばないと痛感しましたね」と振り返る。

お父様:
結婚式の1ヶ月前くらいにふたりで「そろそろ書き始めなきゃね」と言って取り掛かろうとしましたが、始めは難しかったです。

お母様:
なかなか書けなかったですね〜。笑
想いはたくさんあるんですけど、いざ手紙となると緊張しちゃって・・・。

でも、あらためてアルバムや保育園の日記、母子手帳なんかを引っ張り出して見ていたら、走馬灯のように色んなことが思い出されてきて、何を書こうかなと具体的に考えられるようになりましたね。

お父様:
見返していると思い出がたくさん出てきて、あれも書きたいこれも全部書きたくなってしまいました。最後はむしろ収めるのが大変でしたね。笑

峻のことを振り返ってまたよく知ることができて、とても良い時間でした。

心から賛成できなかった結婚式の前に気持ちが整理できて、当日が待ち遠しくなりましたね。

「とにかく泣いちゃった」
1日の始まり

結婚式の内容は何も聞かされないまま当日を迎え、IWAIへ到着したご両親。

案内に従ってギャラリー(受付スペース)に移動すると、そこにはふたりの思い出の品とゲスト全員へ宛てた手紙がありました。

そこで感じたことを振り返ってみていただきました。

お母様:
まず思い出の品を見て感動しちゃいました。

10年以上前に峻に宛てて書いた手紙が、思い出の品として展示されてたんです。驚きました。まさかとってるなんて思ってなかったんですよね。大切に持っていてくれたことが嬉しかったです。

小学校卒業に際して、お母様が新郎に宛てた手紙

お父様:
とにかく泣いちゃいましたよね!笑 中身がすごく濃くて、感動しました。

思い出の品一つひとつにストーリーが書かれていて、ふたりのことが強く伝わってきましたね〜。

手紙は結婚式から数日間、毎日読んでいました。

「男同士、色々あったな〜」と思い返させられましたね。3人兄弟の末っ子である彼とは何度もぶつかってきたんです。世代が違う分価値観も違って、何度も衝突してきたし、それに対して厳しい言葉を伝えたこともありました。でもその厳しい言葉を真っ直ぐに受け取って「わかってくれてたんだ」と、手紙を読んで感じました。この手紙はこれからも大切にします。

お母様:
感謝をまっすぐに手紙に書いてくれていて、それがとても嬉しかったですね。そういうのって恥ずかしいと思うんですけど、本音でそれを伝えてくれることが峻らしいなと思いました。昔から変わらない部分を手紙を読みながら思い出しましたね。宝物です。

「言葉が無くても、繋がっていると感じられた」
親子だけで過ごす時間

IWAIでは結婚式当日に「親御様ファーストミート」と呼ばれる、親子だけで過ごす時間があります。

その時のことを思い返してみていただきました。

父と母、そして新郎。3人だけの時間。

手紙の余韻を抱えながら、新郎が待つ会場へ向かう父と母。

お父さんが左肩を、お母さんが右肩を一緒にたたく。

振り向いた新郎へ父から、「頑張ったな」と一言。

自然と交わすハグ。

あとは、3人揃ってずっと泣いてた。

お父様:
この時、彼に対して見る目が変わりました。挙式会場に入って背中を見た時、すごく大きい男に見えたんですよね。「しっかりしたなあ」って。

思わず「よく頑張ったな」と口からでた後は、もう泣けてきてしまいましたね。

言葉が出なくて、どうしたらいいのか分からないけど、確実に気持ちが伝わっている、心が繋がっているということが強く感じられる不思議な時間でした。味わったことがない時間でしたね。

お母様:
準備も大変だっただろうなと思っていたので、はじめは「この日がきたね。よかったね」という気持ちでした。

その後主人が「よく頑張ったな」と言っているのを聞いて驚きましたね。そんな言葉を彼にかけているのをこれまで聞いたことがなかったんです。変化を感じました。

あとは言葉にならなくてずっと泣いてましたね。すでに感動がマックスに近かったです。笑

涙あり、笑いあり
和やかな親族紹介と親族写真

親御様ファーストミートの後に迎える、親族紹介と親族写真の時間。

笑いあり涙ありの時間を思い返して、語ってくださいました。

お父様:
実は当日、話すことも少し考えて行ってたのですが、ファーストミートの後に峻から「お父さん、今日はもう楽にしてていいからね。親族紹介とか挨拶とか大丈夫だから。」と言われたんです。

「本当に大丈夫なのか?」と少し不安に思っていたのですが、始まってみるとふたりがスラスラと笑いながらみんなの紹介をしてくれて、まったく出番がありませんでしたね。笑

本当に素晴らしかった。これもふたりの人柄と力なんだなとまた大きく見えた時間でした。

お母様:
この時間にはじめてふたりが揃ったのを見たんですけど、ふたりが笑顔で自然体だから、こちらも顔がほころびました。

和やかな雰囲気で、先方のご親族のみなさまともお話ができてとても良かったです。

お父様:
堅苦しい感じがまったくなくやわらかい時間で、両家が仲良くなれましたね。

それから、本間家は写真を撮ると表情が堅くなりがちなんです。だけど、今回はみんな笑ってました。小さい頃から家族写真を撮ることは何度もありましたが、「こんなに笑ってる写真はないよね」ってみんなで話してました。すごく柔らかい表情で大事な1枚です。これもふたりの力なんだと思います。

「世界にたったひとつの挙式だと思った」
ふたりの誓いの手紙

IWAI OMOTESANDOの中で最も斬新なビジュアルと言っても過言ではない挙式会場。

ゲストは内向きの椅子に座り、「人前式」のスタイルで進行される挙式で感じたことをお伺いしました。

お父様:
牧師さんの言葉に「はい、誓います」ではなく、ふたりの本音の言葉(誓いの手紙)で誓い合うというのが、新鮮でした。それだけで成立する、もっと言うとそれ以外に何もいらない、世界にたったひとつの挙式だと思いましたね。
ずっと涙してました。

あの誓いの手紙に、「どうしてふたりが結婚式をしたいのか」「なぜふたりは結婚するのか」が、すべて詰まってましたよね。真に迫るってこういうことだと思わせられました。本当にいい言葉だったよね。

こんなに想像力が湧く素晴らしい挙式は初めてでした。

語りかけるように読み上げる、誓いの手紙

はなむけの言葉*1も、建前ではなくふたりが本当に言葉をいただきたい方々から思いが凝縮されたメッセージをいただいていて良かったですね〜。

お母様:
言いたいことを全部言われてしまいました。笑

挙式の雰囲気から、ふたりは本当に招待したい人たちだけをお招きしたんだと思ったし、ゲストの方々も心からふたりをお祝いしたいと思って来てくださっているんだと強く感じました。本当に温かい空気でしたね。

「ふたりと話しやすい設計」
歓談中心のパーティー

「歓談中心」と表現されるIWAIのパーティー。

そんな、ふたりもゲストも自由に動き回る新しいスタイルのパーティーを体験して感じたことを、聴かせてくださいました。

お母様:
これまで兄ふたりの結婚式では、最後の挨拶が気になって、料理すら食べられていない主人を見てきたんですよね。だから、今回楽しそうに食べて呑んでるのが見られて良かったです。

お父様:
私は性格的にも、挨拶があると「きちんと準備しなくては」と思って、思いきり楽しめないんですよね。笑 兄ふたりの結婚式では最後の挨拶があったから、パーティー中はお酒も控えていたし、ずっと緊張していました。

だけど今回は、そういう進行内容がなかったので、ビールに日本酒に白ワインに赤ワインとアルコールを料理に合わせて思う存分楽しみました。強くないけどお酒は好きなんです。すごく嬉しかったですね。

それから、パーティー中に上映されたふたりのライフストーリーがものすごく良かった。感動してトーションが涙拭きになっちゃうぐらいずっと泣いてました。笑 これまで結婚式で泣くことはなかったですからね。こんなに泣かされたのははじめてです。

IWAIの結婚式ではおふたりの担当プロデューサーが、人生ヒアリングの内容をもとにライフストーリーと呼ばれるムービーを綴ります。

お母様:
ライフストーリーはお父さんが隣で号泣していて、逆に泣けませんでしたね!笑 こんなに泣かれると泣けないものなんだと思いました。笑

兄の結婚式では、自分たちの頃と比べて、余興や自分たちらしいグッズ・コンテンツなど、自分たちを出す時代に変わったんだな〜と思っていました。だからふたりはどんな感じなんだろう?って気になっていたんです。

今回はふたりが自由に歩き回っていたり、写真撮影をするブースが設けられていたり、みんなで囲む釜飯があったり、ふたりと話しやすい設計になっているなと感じました。

お父様:
ふたりとそこにいるゲストのみなさんが活き活きと交流している様子を見て、「本当の結婚式はこれなんじゃないか」と思いましたね。

「新たな種をみんなの心に蒔いてくれた」
結婚式を振り返って思うこと

結婚式後、ふたりの写真を自宅に飾り、「ただいま〜」「おかえり〜」と声をかけて元気をもらっていると話してくださったお父様とお母様。

結婚式を経て、今の心境を語ってくださいました。

お父様:
本間家の団結力が高まりましたね。

それぞれ独立して家を出ていっていますが、なんだか家族が引き戻されたような気持ちです。

それから、ふたりが本心を語ってくれた結婚式は、そこにいたみんなが自分たちのパートナーシップをそれぞれに考え直す機会にもなったと思います。パートナーとふたりで話し合って、考えることの大切さを感じさせられましたね。

思い出すたびに嬉しくなるし、みんなにこんな結婚式があるんだよ!って伝えたくなります。

お母様:
そうだね〜。余韻がたくさんありますね。

次は、私たちの結婚40周年の時のお祝いをIWAIでやりたいと思って、おねだりしてます!笑

お父様:
そうだね!笑
あと数年かな。楽しみです。

結婚式当日だけが楽しいのではなくて、思い出すたびに嬉しくなるような新たな種をひとりひとりの心にまいてくれたと思います。

オンラインインタビューで、和気あいあいと語ってくださったご両親

縁をつなぐ
IWAIの結婚式

IWAIが大切にしてきたのは、「結婚式当日だけでなく、翌日からがもっと楽しみになる1日」「ご家族・ゲストとのご縁がさらに強くなる1日」をご提供すること。そして、「またIWAIに帰って来てくださいね!」とお見送りできるつながりです。

初めてご両親の目線から感じたIWAIの結婚式をお伺いして強く感じたのは、その縁や次の日からの楽しみがおふたりを中心に、輪のようにそこにいたみなさんに広がっているということです。

IWAIの森*2の木々を思い出しながら、「植栽が伸びて剪定されて美しくなっていくように、ここで留まることなくIWAIをもっともっと磨いていってほしい。磨かれたIWAIで結婚40周年のお祝いができることを楽しみにしています」と話してくださったご両親。

IWAIはこれからも、最高のお祝いをご準備して、本間家の皆さまが帰ってきてくださる日を心待ちにしていたいと思います。


*1はなむけの言葉・・・IWAIでは、挙式がスタートする前に、おふたりが事前にお願いした方からお手紙を読み上げていただく。それまでの人生をともにしてきた方々の言葉を通してゲストがまた、おふたりのことを知ることができる時間。

*2IWAIの森・・・IWAI館内の中庭。表参道原生の植物で造られており、四季折々で様々な表情が見られる。高く伸びていく松があることも一つの特徴。


編集後記

熱量冷めやらぬまま思い出を語ってくださるお父様。
微笑みながら、当日のことを丁寧に思い出すお母様。
そんなご両親の言葉を、嬉しそうに聴いている新郎。

オンラインインタビューでしたが、お話の内容やその時の反応、何気ない頷き一つひとつに、ご家族の強い「繋がり」を感じました。

きっと、この結婚式が無くても幸せだった。
だけど、この結婚式があった未来はもっと楽しいはず。

そんなことを確信し、結婚式の力をあらためて教えていただいた時間でした。

「新たな種をひとりひとりの心にまいてくれたと思います」というお父様の言葉にあるように、結婚式は結婚式当日だけに留まらないパワーを持っています。
そのパワーを大切に、私たちはこれからも結婚式をお届けしていきたいと思います。

快くインタビューに応じ、お時間をくださったお父様とお母様に感謝申し上げます。


結婚式をご検討の方はこちらをご覧ください。

CRAZY WEDDINGの結婚式に関する記事はこちらをご覧ください。


取材・執筆・編集:池田瑞姫
バナー画像:東和香
バナー画像撮影・文中画像撮影:小澤彩聖

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