2022年1月10日（月）CRAZY WEDDINGで初めて成人式をプロデュースしました。依頼主は昨年成人をした江連千佳（えづれちか）さん。江連さんが成人を迎えた昨年度、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、成人式が無くなってしまったことから、何かできないかと考えたのがきっかけとなり、まもなく成人を迎える妹弟と共に3姉弟での成人式を実施することになりました。
実施内容のご紹介
「成人式って何だろう？」から考えた、準備期間
自身の成人式が無くなってしまったことをきっかけに、江連さんは「成人式とは何か？」と考えました。
成人式とは、自分が生まれてからこれまでの日々を最も支えてくれた周りの愛する人たちに感謝と愛を届ける場であると気づき、そしてそれが江連さんにとっては家族でした。
祖父母にとっては、祖父母になってからの20年、親は親になってからの20年もお祝いしたいと考えた江連さんは、「祖父母の代から3代に渡る歴史を辿り、家族みんなにとっての20年をお祝いする。」という形の成人式を企画することを決めました。
プロデューサーと打ち合わせをしながら、家族に半生をヒアリングしたり祖父母や両親の幼少期の写真や思い出の写真を探したりなど、準備を重ねていきました。
当日の流れ①
6つの質問と思い出の品
会場に足を踏み入れると、まず登場する6つの質問と白い紙。
「はじめて抱っこしたとき、どう感じた？」「この20年は、何色？」などこの20年を振り返る質問に祖父母と両親に答えていただきました。
当日の流れ②
3世代を振り返るムービーと3姉弟の写真展
セレモニー会場に入ると映像がスタート。
祖父母の赤ん坊時代の写真から大人になるまでを皮切りに、両親の誕生が続きます。ラストは、末っ子長男がうぶ声をあげるシーン。親子3代に渡る人生を振り返る、思い出の映像です。
「おじいちゃんおばあちゃん、そしてお父さんお母さんがいなければ私たちはいません。ありがとう。」
温かなメッセージが伝わり会場のご家族はとても感動されていました。
その後、3姉弟の生まれてからこれまでの成長していく姿を、写真展スタイルでお楽しみいただきました。「こんなことあったね。」「懐かしい。」そう会話をしながら3姉弟の成長をゆっくりと味わう家族の背中からは、一言では語りきれないこの20年間重ねてきた、愛情が溢れていました。
当日の流れ③
家族のお祝いの手紙と3姉弟の誓いの言葉
いよいよ誓いの式が開式。
振袖とタキシードに身を包んだ3人が入場。まずは祖父母、続いて両親からのお祝いの手紙が読み上げられます。
「3人は私たちに幸せを届けてくれました。」
20年見守り続けてくれた存在からの言葉に、主役の3人の目には思わず涙が浮かびます。
そして、3人が成人の誓いの言葉を読み上げます。祖父母と両親、それぞれが教えてくれたことや感謝したいこと、大人になる上での決意を伝えきりました。
新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、中止となった成人式を受けて、「自分にとっての成人式」を考え直すことからはじめた、今回の成人式。3姉弟らしい成人式の時間がそこにはありました。
引き続き、IWAI OMOTESANDOでは、人生を彩る様々な節目に寄り添い、お祝いの場をご提供してまいります。
本内容、プロデュースについてのお問い合わせ先
株式会社CRAZY
担当：渡部
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