「個」の時代から「つながり」の時代へ。創業10年目、新しいCRAZY WEDDINGをはじめます。

本質的で美しくユニークな結婚式を手掛けるCRAZY WEDDINGは、9周年を迎える2021年7月2日より、創業事業であるオーダーメイドウェディングサービスの提供数を縮小し、ゲストファーストな結婚式場「IWAI OMOTESANDO」での結婚式を主軸サービスとして運営していくことを下記のとおりお知らせします。

​CRAZY WEDDING=IWAIでの結婚式、をスタンダードに

創業から9年間、CRAZY WEDDINGは「人生が変わるほどの結婚式」をブランドメッセージとして、ふたりの人生を表現するオーダーメイドのウェディングサービスを提供してきました。

一方、2018年にはゲストファーストな結婚式場「IWAI OMOTESANDO」をオープン。「人想いに結婚式をしよう」というブランドメッセージを掲げた結婚式は「つながり」を重んじるこの時代にフィットし、現在では婚礼事業の約7割の売上を担保するブランドへと成長しています。

そのような実情を鑑みて、これから私たちCRAZY WEDDINGは、創業事業であるオーダーメイドのウェディングサービスの提供数を縮小し、IWAI OMOTESANDOでの結婚式を主軸サービスとして運営することといたしました。今後はふうふのつながり、家族のつながりをはじめ、あらゆるパートナーシップを育むサービスをCRAZY WEDDINGから社会へ提供していくことに努めてまいります。
IWAI OMOTESANDO 公式サイトはこちら

CRAZY WEDDINGへの印象を、更新したい。

 このサービス変更に至った理由は2つあります。

1つめは、時代とニーズの変化です。
これまでのCRAZY WEDDINGは「人生が変わるほどの結婚式」というステートメントをはじめ、人生ヒアリング、コンセプトメイキング、オリジナル装飾など、個人のたった一つの人生を表現することにこだわってきました。

しかし、時代の流れの中で、結婚式に求められるものは「個を表現すること」から「大切な人とつながること」に変化しています。そこで、新しく訪れる時代を捉え直したとき、IWAI OMOTESANDOでの結婚式を多くの方々にお届けすることが、社会にとって意義のあることだと考えました。

 

2つめは、印象と実態の乖離です。
「完全オーダーメイド」という手法にこだわってきた私たちは「オーダーメイドが得意」「クリエイティブが素敵」とお褒めいただくことも多いのですが、一方で「準備が大変そう」「こだわりが求められそう」という一部の人しか利用できそうにない印象を持たれることもありました。

しかし、前述のように実態としてサービスの主軸はオーダーメイドウェディングではなくIWAI OMOTESANDOでの結婚式となっており、組織カルチャーも「人生!熱狂!」という勢いのある言葉を使う場面は減り、今では「つながり・愛情」という言葉を指針にすることが多くなっています。
そのような実態と印象の乖離を埋める必要がある、そう感じたことも大きなきっかけでした。

ーCRAZY WEDDINGが手掛けてきた結婚式の移ろい

これら2つの理由を踏まえ、結婚式の本質的な価値をより多くの方々に届けるためにと考え抜いた結果、CRAZY WEDDINGの中心にIWAI OMOTESANDOを据え、サービス展開することが最善だと考えました。
また、2021年秋にはふうふを対象にしたアプリサービスのリリースを予定しており、これからは「結婚式」という枠組みを超えたパートナーシップにまつわる事業を展開していきます。

CRAZY WEDDINGメンバーのリアルな想い

私たちはこれから、新しいCRAZY WEDDINGをはじめます。この決断には、約4ヶ月の時間がかかりました。何度も社内で対話を重ね、さまざまな葛藤や希望を握りしめて、本日に至っています。そこで結びにこれからのCRAZY WEDDINGを担うメンバーからのリアルな想いを伝えさせていただきたいと思います。

IWAI OMOTESANDO ブライダルマネージャー 永野 真梨
もがきながらも多くのサービスを世に送り出してきた中で、潔く新しい。いつも私たちはそうであった気がします。今回の決断はこれまで共にオーダーメイドウェディングに尽力くださった方々にとっても、私にとっても失われるものは何もないと思えました。なので、潔く前進しようと思います。私たちのこれからを見守っていただけましたら幸いです。

CRAZY WEDDING Ordermade ブライダルマネージャー 田口 好美
入社から大切につくり続けてきたオーダーメイドウエディングの提供数を縮小することは正直寂しさもありました。でも、今までもこれからも変わらず、おふたりが求める結婚式の形を模索していきます。これまでおふたりの人生にとって何が大切かを向き合ってきたように、世の中の変化と向き合いながら皆様に愛されるブランドに磨いていきます。

CRAZY クリエイティブディレクター 林 隆三
創業の頃から、世の中に素晴らしい結婚式が増えることを願い続けました。私たちが生み出すだけではないとも思っていました。そして、今それは確実に実現しています。CRAZY WEDDINGは創造的であると自負しています。同時にCRAZY WEDDINGによって私たちのクリエイティブは育まれました。だから、この力を次の挑戦に、全力で注ぎます。新しい夢に向かいます。

CRAZY マーケティング責任者 松田佳大
創業事業の提供数を縮小する。ただそれだけのことですが、事業に意志を乗せて生きてきた僕たちにとっては大きな決断でした。でも今は、また新しい「本質的で美しくユニークなお祝い」を届けられることに心を躍らせています。CRAZYがいてくれて良かった、と思ってもらえるようにがんばります。

CRAZY WEDDING 事業責任者 吉田 勇佑
「CRAZY WEDDINGで人生が変わった」私は、そんな体験をした元新郎です。奇跡ともいえるような機会を生み出し続けてきた創業事業の魂を受け継ぎ、新しい時代に求められる価値の創造と拡張に、仲間と共に挑みます。これまで支えてくれた全ての方々への感謝を胸に、変化に挑むCRAZYを見守っていただけますと幸いです

CRAZY MAGAZINE

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