農家に生まれ、物心ついた時から畑や田んぼが遊び場。季節の野菜を味わう生活が当たり前にあった。小中学校の選択授業はすべて家庭科。気づけば学校でも料理することを選ぶくらいには、料理が好きだった。高校卒業後の進路に悩んだ時、自分と料理の距離の近さに気づき、料理の道に進むことを決意。親の反対を押し切って上京し、料理人としてのキャリアをスタートさせた。ホテルのキッチンやフレンチレストランでの経験を重ねる中、いつの間にかこなすように料理を作っている自分に気づく。そんな時に出会ったのがIWAI OMOTESANDOの料理だった。既製品を使わず、全てを一からこだわって作る姿勢に衝撃を受けた。細部にこだわる料理の楽しさに心が動いた。私は自分の心に嘘がつけない。素晴らしい料理を知ってしまったからには、やるしかない。その直感から、CRAZYにジョイン。尊敬するシェフのもと、発見と学びで刺激的な日々を過ごしている。