CASE

もう一歩、距離が縮まる結婚式

黒澤大平さん・日下志穂さん   

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-IWAIでの結婚式開催を決めた理由は何ですか?

大平さん:
僕は地元が福島なので、せっかく東京で式をあげるならお洒落なところでやりたい。という気持ちで式場を探していました。
そんな時に志穂ちゃんの友人のアヤトくんからIWAI OMOTESANDOを紹介されたんです。HPを見たら雰囲気も良さそうだし行ってみようという話になりました。

実際に行ってみると、イメージの通りで、会場の雰囲気もオシャレでとてもよかったです。
でもそれ以上にIWAIの“余白を持たせる”という考え方に共感して、他の式場も見ずにその場で即決しました。笑

「本当に必要なことに集中できるよう、準備もシンプルに」とか、「パーティーはゲストとたくさん喋れるように歓談メイン」とか、僕らはもともと、決まりごとばかりの堅苦しい式は嫌で、お酒飲んでみんなで一緒にワイワイしたいと思っていたから、それがすごく刺さりました。

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「完全オリジナルで自由すぎると、0から考えなきゃいけなくて面倒。でも、これまでの結婚式のイメージだと自分のしたいことができなくて嫌。」という僕たちの希望を両方解消してくれるIWAIは、建物のデザイン込みで「内容が仕上がってるなー!」と思ったんです。

-結婚式当日、印象に残ったことはどんなことですか?

志穂さん:
当日までの準備の中で、ゲストに対してだけでなく、新郎新婦お互いに向けてお手紙を書くんですけど、それを挙式で“誓いの言葉”として読み合ったのが良かったです。

これまでの結婚式のスタイルって、牧師さんが「誓いますか?」って聞いて二人が「ハイ」って答えて誓いが成立するものが基本じゃないですか。
私もそれが当たり前と思っていたし、IWAIのやり方が変わってるって最初は感じたけれど、やってみたらIWAIの挙式のやり方のほうがいいなって思えました。

いいなと思った理由のまず一つは、普段はお互いへの気持ちをほとんど伝え合わないから、大ちゃんの手紙を聞いて「私のことを見てないようで見てくれているんだな。」と初めて気付けて、嬉しかったことです。
もう一つは、大ちゃんから私への手紙を聞いた友人や家族が「志穂のことよくわかってくれてるね。」「大平さんなら安心だね。」と言ってくれたことです。
お互いへの気持ちを伝え合う“誓いの言葉”を通して、大切な人たちに心からこの結婚を認めて、祝ってもらえたと感じました。

大平さん:
親族だけでライフストーリー*を見た時、ばあちゃんが嬉しそうに笑ってて、家族全員が泣いていたことが印象的でした。

それから、挙式が始まる前、いよいよ本番という時に今泉さん(おふたりの担当プロデューサー)から手紙をもらった時も、心が繋がってると思って嬉しかったことも。他にも、泣かないようにしてたのに志穂ちゃんに手紙を読む時になって、急に涙が止まらなくなった時のこと…色々印象的すぎてなかなか一つに絞れませんね。笑

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でも、挙式が始まって、自分のゲストと向かい合った時の光景は本当に圧巻でした。

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IWAIの挙式会場はゲストの椅子が向かい合ってるんです。
新郎新婦の二人が、これまでの人生でどんな人とどんな風に過ごして来たのかを、ゲストそれぞれの表情から垣間見れるように。

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挙式会場に入場し、ゲストが座っている向かい側に立った時 “ああ、この人たちが自分の人生を支えてくれた人たちなんだ” と一人ひとりの顔を見て胸が熱くなりました。

-準備期間中の印象的な思い出は何ですか?

志穂さん:
ゲスト全員にお手紙を書いてそれをお届けしたことです。
IWAIでは、結婚式に来てくれる人全員にお手紙を書きます。一言じゃなくちゃんとしたお手紙なので、正直手間はかかります。笑
でも、一人ひとりとの思い出を振り返ることができて、とてもいい時間になりました。私は友達にも家族にも思っていることをあまり言わないタイプなので、お手紙を通して伝えられてよかったなと思います。

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大平さん:
大変だった、という意味では僕もお手紙が印象に残ってます。笑
それとはまた別に、ライフストーリーを見たこともとても印象的でした。

昔の話って友達や家族間で話すと、何度も繰り返される断片的な思い出話になってしまう。でも、客観的な視点から自分の人生を一つの物語のように見返すことで、昔の自分を受け入れられたり、忘れていた感情を思い出せたんです。

ライフストーリーを見た後、これが自分の人生だって自然に感情移入できました。自分の人生をこうやって編集するなんて誰もやってくれないし、ストレートに過去を肯定するってちょっと恥ずかしいじゃないですか。
だから、これを機にライフストーリーをつくってくれた今泉さんとの距離が一気に縮まりました。笑

僕も志穂ちゃんもあまり他人に本音を言わないんです。最初は今泉さんに迷惑かけないようにしよう、宿題は期限守ってちゃんと進めよう、みたいな話をニ人でしてました。僕たちは結構誰に対してもそうなんですけど、最初はビジネスライクな感じで。笑
でもライフストーリー見せてもらった翌日には、なんか今泉さんに喜んでほしいよねってサプライズを企て始めていました。

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パーティー終了後、二次会へ向かうと足早にIWAIを後にしたお二人。その後先輩に呼び出され挙式会場に行くとそこにお二人からのお手紙とお花が。号泣している今泉の目の前に去ったはずの二人が現れるという忘れられないサプライズ。

面会は3回だけだけど、面会と面会の間の会っていない期間、お互いを思い合っている感じがして、それも楽しくて良い時間だったなと思います。

-ゲストみなさんの反応や感想はいかがでしたか?

大平さん:
お互いの家族との距離が確実に縮まりました。

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新しいスタイルの結婚式を祖父祖母など上の世代の人に受け入れてもらえるか正直少し心配していたのですが、終わった後に祖父と祖母が「つまらない上司の挨拶を聞かなきゃいけないなんて事もなく、こういう結婚式がいい!」と言ってくれるとは、想像していませんでした。笑

志穂さん:
私の祖父は、少しお堅い人なのですが、結婚式をきっかけに大ちゃんのことを “黒澤さん” じゃなくて “大ちゃん” と呼んでくれるようになったんです。「今度大ちゃんのお店行ってみようかな」って。
祖母も、「(祖父が)大ちゃんって言ってるよ!」って嬉しそうで…。結婚式をあげてよかったなって思います。

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-担当プロデューサーのひとこと振り返り

ギクシャクという音が聞こえてくるのではないかと思うほど緊張していた始めましてから一転、人生を面白く楽しく生き切ろうというお二人の熱と、仲間や家族に馳せる想いの温度がお互いを知れば知るほどみるみる上がっていきました。

同じ熱量を分かち合い、ご婚礼当日に見た景色の一つ一つは、何度でも振り返って共に感動を味わえるほどの人生の宝です。

(担当プロデューサー 今泉)

*ライフストーリーとは・・・
IWAIでは新郎新婦がこれまで歩んで来た人生や価値観についてのヒアリングを行う。そのヒアリング内容を元に、点と点を線で結ぶような形で、新郎新婦それぞれのストーリーを紡いだ文字の映像。

「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」に基づく公益社団法人日本ブライダル文化振興協会の独自のガイドラインに則り、マスク着用・消毒・健康管理の徹底や3密の回避など、館内の安全確保を進めながら婚礼サービスをお届けしてまいります。

なお、スタッフは発熱が確認された場合は出勤せず、医療機関を受診しております。

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