CASE

大きなひとつの家族が生まれた、家族だけの小さな結婚式

Sさん・Yさん

-IWAIでの結婚式開催を決めた理由は何ですか?

IWAIに来る前、「なぜ結婚式を挙げるのか」の答えは、「親への報告のために結婚式を挙げる」でした。
とにかく形だけでも見てもらえたらと思っていたので、結婚式にはなるべく予算をかけないつもりで、いくつか会場を見ていました。

でも、実際は雰囲気や料理の内容など、どこもしっくりこなくて会場を決めかねていました。
その中でたまたま見つけたのがIWAI OMOTESANDO。予算が合わないと思いつつも、会場の雰囲気が気になったので、一応見に行くかぐらいの気持ちで訪問しました。

初めての打ち合わせは、カウンセリングのような時間で、驚きました。
親はどんな人なのか、どんな家族なのか、相手のことをどう思っているのか、自分の内側を見直すような質問をいくつもされました。質問に沿っていろんなことを思い出して言葉にしていくうちに、今があるのは周りのお陰だということ、その感謝をこれまで伝えてこなかった後ろめたさを感じていることに気づき、親や家族に感謝をする節目の日として結婚式をやりたい、と思うようになっていきました。

あんなに結婚式にモチベーションがなかったのに、これならやってみたいと、IWAIに訪問した帰り道で、IWAIで結婚式を挙げることをもう決めていました。

-準備期間中の印象的な思い出は何ですか?

プロセスで一番印象に残っているのは、当日までの準備期間に発覚した家族の病気のことです。

家族への感謝を伝えたくて企画をしてきた中で、その大事な家族がこのままだと参列できないとわかったとき、本当にショックでした。
そもそもやるかどうか、自分たちはどうしたいのか、本当に悩みましたし、心が折れかけていました。
結果的には、家族が来られる日程に延期をする決断をしました。

いろんな提案をしてくれて、自分たちの気持ちをなんとか立て直してくださったのは、担当のプロデューサーさんです。本当に感謝しています。
延期した期間は、大切な家族の健康をとにかく願う日々でしたね。
でも、それがあったからこそ、伝えられたこともあったし、結婚式を迎えられる有難さもより強く感じていたように思います。 そんな大事な決断もあった結婚式の準備の日々は、どれも記憶に残っています。

「それぞれの家族がひとつの大きな家族になる日」という自分たちの結婚式の目標があったので、そのために、どんなものが必要なのかを考えて、準備を進めていきました。
家族全員の似顔絵と紹介付きパンフレットを製作したり、プロフィールムービーに家族を多く登場させたり、生い立ちがわかるような小さい頃からこれまで作ってきた作品を展示したりしました。

家族にも好評で嬉しかったです。

ゲスト一人一人に書く手紙は、言葉にすることが苦手なので正直しんどかったですが、やってよかったです。手紙を書くことを通して、一人の人をいっぱい思い出す時間がとても良い時間でした。

ちなみに、体調不良で結婚式に参列できなかった叔父がいたのですが、結婚式に向けて用意していた手紙を結婚式後に渡したんです。そしたら、とても手紙を喜んでくれて病室に飾ってくれました。
結婚式に来ることはできなかったけれど、手紙を通して気持ちを伝えられて本当に良かったです。

-結婚式当日、印象に残ったことはどんなことですか?

当日は、想像していたよりもかなりアットホームな空間で、思っていた以上に新郎側と新婦側の家族が仲良くなって、会話が自然と始まり、みんなが楽しそうでした。

その風景を見ることができただけでも、結婚式をやって良かったなと思いましたし、家族間での深い付き合いのきっかけにもなったように思います。

それに結婚式当日は、本当にずっと楽しかったです!それも、全スタッフのおかげだと思っています。プロデューサーさんはもちろん、メイクの方もアテンドの方もサービスの方も、会う人会う人みんなニコニコしていて、朝会場に来た時は緊張していたけど、どんどん緊張が解れていきました。

足の悪い祖母が立ち上がろうとするとすぐにサポートをしてくれるなど、家族にも本当に気を使ってくれて、自分たちも家族も何もストレスを感じることがなかったです。
本当に気持ちのよい空間で、プロの仕事をしてもらったなと思っています。

元々結婚式に対してあまりモチベーションがなかった自分たちには思いつかないような理想的な形を、一緒に模索して作り上げてくださったことを、本当に感謝しています。
IWAIさんで結婚式ができて本当に良かったですし、あの時延期の決断をして、結婚式をすることができて、本当に良かったです。

-担当プロデューサーのひとこと振り返り

ご家族の病気が発覚したと伺った時、私もとてもショックでした。なぜなら、ご家族のお人柄、エピソード、お二人のご家族への想いを伺っていたからです。
無事開催し元気な姿で集えた当日は、言葉にならない感動がありました。立ち会えたことを本当に幸せに思いました。

(担当プロデューサー 森)

BRIDAL FAIR
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