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距離を超えて、想いを乗せて〜IWAIのお祝いごはん便〜

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)により亡くなられた方々及びご家族、関係者の皆様に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う外出自粛要請により、結婚式をはじめ、お誕生日や大切な記念日等、外出先でのお祝いを自粛せざるを得ない状況が続いております。

そのような中、CRAZY初の自社ブランド施設 IWAI OMOTESANDO(以下IWAI)では、シェフ自慢のフルコース料理をご自宅へお届けするサービス「IWAIのお祝いごはん便」を2020年4月13日にリリースいたしました。本記事ではサービスリリースの裏側や込められた想いをIWAI 事業責任者の吉田勇佑さんに話を伺いました。

(写真:戸谷 信博 ※過去撮影した写真となります)
吉田 勇佑 YUSKE YOSHIDA

CRAZY WEDDINGで結婚式を挙げた事をきっかけに、夫婦揃って創業間もない㈱CRAZYに参画。人事責任者として、制度設計や社内カルチャー構築を担いながら、4年で97名の社員を“ほぼ”0円で採用。同社が2019年2月に開業したIWAI OMOTESANDOの立ち上げを担い、事業責任者として、50名を超える仲間と共に新時代のお祝いの文化創造に挑戦中。2019年度の社内AWARDにて「ベストリーダー賞」を受賞後、2020年3月より同社の執行役員に就任。

“キッカケは、仲間の言葉から”

IWAIでも3月から4月にかけて予定していた結婚式、お子様の誕生日パーティー等、数多くの人生の節目を祝う機会が延期となりました。楽しみにしていた機会が先送りになっていく中、私たちには何ができるのか、励みとなり支えになることができないか、模索し続けながら日々を過ごしていました。「僕たちにできることは何か。」この問いに向き合う中で、とある社員からこんな話を聞きました。

「3月末に結婚1周年を迎えたけど、予約していたホテルには行けず、近くのレストランにも訪れる気持ちになれなかった。家で料理を作ろうと思うものの、忙しい中でこだわりきることも難しい。この日々が続く中で、多くの人が同じ思いをするかもしれない…。」

僕自身も、在宅勤務期間を半月ほど過ごす中で、同じ事の繰り返しの日々に、少し疲れを感じはじめていました。そんなタイミングだからこそ、物理的な距離を超えて、僕らが向き合ってきた「お祝い」を届ける事はできないか?

結婚式やお祝いの延期

この2ヶ月弱、結婚式、記念日、還暦祝い、退職祝い、出産祝い、会社の創立祝いなど、一同に会し、お祝いをする機会がなくなっていく状況を目の当たりにしてきました。本来であれば純粋にお祝いし合い、味わえるはずだったもの。それらを諦めなければならない状況の中、私達のもとにもたくさんの悩みの声が寄せられました。その想いに寄り添いながら、私たちが届けられること、今できる最大限の「IWAI」とは何かという問いに向き合いました。

“物理的に一緒にいられなくても、料理を通して届けられる想いがある”

これが私たちの最初の答えでした。

「人生のなかで心に残る料理って何だろう?」

これはIWAIの料理の原点となる問いです。
家族みんなで食べた手巻き寿司、誕生日のお祝いに、と分け合ったケーキ、友人と楽しんで食べたバーベキュー、ドキドキしながら作った初めての手料理。心に残る料理とは、豪華なコース料理や高級食材ではなく、 大切な人との会話や思い出が共にある。だからこそ、IWAIの料理は「テーブルを囲む思い出」をコンセプトにデザインしています。
このような時だからこそ、場所を超えて、距離を超えて、届けたい想いがある。料理に乗せて、届けられる想いがある。IWAIの料理を通じて、自宅にいながらでも祝うことを諦めず、想いを味わってほしい。それが私たちの願いです。

“日常の延長線上にある非日常体験”

普段は、IWAIの空間・人・料理の3点を通じて価値をお届けしていますが、日頃から提供している“日常の延長線上にある非日常体験”を、皆様のご自宅でも、届ける事はできるのでは?と考えました。
結婚記念日、還暦祝い、退職祝い、出産祝い…様々なお祝いのシーンを彩れたらと構想を広げています。例えば、「IWAIのお祝いごはん便」をご自宅のみならず、親御様にも贈る。そして、同じ時間にテレビ電話を繋ぎながら物理的な距離を超えて“同じ料理でお食事”を楽しむ事もできるのです。
小さい頃の思い出話や、結婚式のこと、普段の何気ないことを共有しながら時間を共にできたとしたら、一生の記憶に残る日になるかもしれません。

IWAIが届けたいのは料理そのものではなく、お互いを想い合う時間であり、温度感のある体験です。僕らのカラダがそこになくても、想いを届けることは出来る。
ただ単純に、料理が美味しかったということのみならず、お互いを大切に想う。お互いの存在に感謝できる。そんな時間をお届けできたら嬉しいです。
嫌でも人との距離感を意識せざるを得ない今だからこそ、感じられる感情を流さずに、じっくりと味わってほしいと心から願います。そして、その時間が少しでも幸せなものになればと願います。

「祝う」とは何か?
節目に向き合うお手伝いがしたい

人々が何百年、何千年も続けてきた、「お祝い」という文化。その文化的活動とも言える場が、リアルな空間を通じて共有できない現状があります。「祝う」ということは、心のコミュニケーションであり日々を豊かにし、人生の支えになるものだと考えています。

あと何度一緒のときを過ごせるのだろう?

「今」を逃したら後悔するお祝いごとはないですか?大切な人、大切な家族との食事。語らい合う時間。距離を超えて、好きな時間に、大切な人と過ごす、愛おしい時間を提供できれば幸いです。

「 IWAIのお祝いごはん便」の詳細はこちら