INTERVIEW

新郎新婦のシアワセをつくる仕事は、自分の名前で生きられる自由とともにあった。

日本初のオリジナルウエディングを作ってきたCRAZYWEDDING。常識や慣習に縛られないスタイルは、ブライダル業界未経験者のみで創業した背景も大きい。そんななか数少ない業界経験者である社員二人に話を聞いた。入社後に直面した意外な現実や、理想を追求する仲間の姿勢に感激したこと。ブライダルに関わる人こそ響く、CRAZYWEDDINGのリアル。

「おふたりのために」を実現できる喜び

-業界経験者を積極的に採用していなかったCRAZYに、2人も経験者がいらっしゃることに驚きました。転職した後の「実際のところ」を、ぜひお聞かせてください。

写真右)永野真梨(Mari Nagano)CRAZY WEDDING / MC
体育大学卒業後、業界最大手である株式会社テイクアンド・ギヴニーズへ就職。4年目で、所属店舗を全国No.1店舗へ導く貢献をした。個別の関係を紡ぐ・チームを束ねる・人を巻き込むなど、コミュニケーション領域が得意。プランナーのみならず司会業も担当している。

永野真梨(以下、永野):今は私たち以外にもう1名入社して、業界経験者は合計3名になります。私が初めての業界経験者で、今だから笑って話せますけど、最初は全然CRAZYに馴染めませんでしたね(笑)。CRAZYは、業界の常識を覆して、日本初のオリジナルウエディングを確立しようと奮闘していたので。

ただ6年間の経験を積んだ私からみて、CRAZYは理想的だったんです。判断基準の真ん中に新郎新婦さんがいて、「自分が新郎新婦だったらこうしたい!」という想いで、結婚式をつくっていて。

これがプランナーのあるべき姿だと思ったんですよ。私は、CRAZYがオリジナルスタイルを貫く上で、お客さまに失礼なことや心配をかけそうな部分を特にフォローしていました。6年間の経験はそこで活きていたと思います。

-金子さんの前職はプロデュース会社なので、仕事内容はかなり近しかったのではと思います。


写真左)金子絢香(Ayaka Kaneko)CRAZY WEDDING 大阪支社 プロデューサー
大学卒業後、地元福岡で最大のプロデュース会社に就職。7年間で約250件のウエディングを担当する。CRAZYへの転職にあたり、初のセルフプロデュースパーティー「Good Luck to ME」を企画。愛してやまないお客さまやパートナーさん70名に見送られて、福岡から上京した。ウエディング業界から福岡を幸せにしたいという思いを持ち続けている。

金子絢香(以下、金子):前職も会場を持たないスタイルだったので、似ている部分はありました。ですが、CRAZYでの価値発揮の仕方は、最初は分からなかったですね。過去の経験は求められてないとすら思っていましたから。

「福岡のウエディング業界を変えるんだ」と決意して東京に出てきたので、とにかく新しいことを学びたい一心でした。

CRAZYには何よりも、自分の想像を超える理想があると思いましたね。お客さまにも社内メンバーにも、心から本音で向き合える、嘘のないコミュニケーションを感じたんです。

会社によっては、お客さまと一線を引くよう求められることもあると思います。社名を背負ってるからこそ、簡単に言うと「仲良くしちゃいけない」みたいな。

でもここでは「CRAZYの社員である前に、金子絢香だから。自分らしくお客さまと関わってほしい」と言われたんですよ。素直にお客さまと向き合って関係をつくれることが、すごく嬉しかったです。

 

ウエディング業界で見つけた、自分らしい生き方のカケラ

-CRAZY以前のご経歴を聞かせていただけますか。

永野:私は、新卒でテイクアンド・ギヴニーズへ入社しました。プランナーとしての醍醐味はCRAZYに入ってから感じたような気がしていて、一社目ではむしろ、チームづくりに奔走していました。

幸せな瞬間を支える分、現場の人間関係がうまくいかないと、苦しさを大きく感じやすい職場です。多くの業務がある中で、自分の仕事だけは守ろうとするスパイラルが続いていて。でも私は体育大学出身で、自分の正しいと思ったことは理不尽な環境の中でも曲げない性分でした。

自分だけができたら良いではなく、助け合ってチームとして良い成果を出す。「この環境に絶対に負けない」「後輩たちのためにも頑張らないと」という思いを支えに、少しずつ改善の働きかけをしていきました。

個人プレーの集団が仲間になっていき、最終的に店舗のトップとして全社表彰を頂いて。メンバー全員が壇上にあがったとき、自分がしてきたことは間違ってなかったんだと思えましたね。

金子:私は、プランナーが天職だと思っていて。前職でそう思って以降、今も変わりません。ウェディングに携わる人なら分かる話ですが、プランナーは9月~11月は繁忙期で本当に忙しいんです。

新郎・新婦さんのことを考えたら、やりたい・やれることは無限にありますから。「もう次の春は迎えられない……」と思いながら、毎年乗り切るような状態ですよね(笑)。

本当にこの仕事を好きじゃなければ続けられないんです。私は当時から、どんなに辛いことがあったとしても、気づけば友人の前で楽しく仕事の話をしていて。仕事が・お客さまが本当に好きなんだなぁと思いましたね。

胸騒ぎを感じた、CRAZYとの出会い

-CRAZYを知ったきっかけを聞かせてください。

永野:ふとした会話の中で彼(現在の夫)が「最近こういう会社があるみたいだよ」とCRAZYのホームページを見せてくれたんです。それが初めての出会いでした。

-印象はどうでしたか。

永野:面白い、新しい会社だなと思いました。ただ、すぐに入社したいとは思いませんでした。ウエディング業界で、一社目の最大手企業よりもチャレンジできるのか不安な気持ちだったんです。

でもCRAZYは、ウエディングの会社なのか正直よくわからない存在で(笑)。一般的なウエディングの会社という枠組みから逸脱していたからこそ、気持ちが変わっていきましたね。

金子:私がCRAZYに出会ったのは29歳のときですね。前職が7年目に入って、仕事にも慣れてきて、刺激が少なくなっていたのかもしれません。新しいチャレンジとして、フリープランナーになろうと思ったんです。

試験を受けたり色んな方にお会いする中で、あなたの好きそうな会社があるよと、CRAZYがプロデュースした結婚式のムービー「OVER THE BORDER」を紹介されました。

▼「OVER THE BORDER」はこちら▼

衝撃が走りましたね。私は結婚式に本気で向き合い、いいものをつくってきた自信がありました。だからこそ映像を見たときに「この結婚式を作った人は本気だ!」と感じたんです。すぐにこれを作った人に会いにいきたいと思いました。同時にチームでしか作れないものの大きさを感じ、フリープランナーという選択肢は消えました。

自分の感性やつながりを広げたい、もっと学びたい、お客さまに提供できるものを増やしたいのであれば、チームでの仕事が必要。CRAZYで働く気持ちは勝手に固まっていました。

-業界出身者だからこそのプレッシャーや、苦労があったようですが、今は環境が変化しているようにも見えます。実際のところは、どうでしょうか。

永野:業界での経験があるから活躍できるとか、できないとかはないですね。業界や会社に捉われるのではなく、自分の名前で生きる気持ちを持っていることが、大切だと思います。

:私は、ウエディングの仕事が本当に好きで、頑張りたいと思っている人にこそ伝えたいですね。「お客さまのことを心から考えてつくれる結婚式って、あるんだよ」「諦めなくてもお客さまのためにと思うすべてを実現できるよ」って。

CRAZYで見つけた、夢の続き

-転職して、永野さんは4年目・金子さんは3年目。新たに見えてきた夢や目標があれば聞かせてください。

金子:プランナーをはじめ、ウェディング業界で働く人たちをもっと幸せにしたい。「ありのままの自分でお客さまを想い、向き合える」そんなプランナーが増えたら、お客さまをもっと幸せにできるんじゃないかと思うんです。

プランナーは、最高に幸せな人生の瞬間に立ちあう仕事なんですよ。だからこそ、自分も心から幸せでいなければ、どんどん疲弊して身を削り、辛くなってしまう感覚があるんです。ピュアな気持ちで、ウエディングにかかわり続けられる人を増やしたいですね。

永野:私はプランナーの個性をもっと活かしたいと思っています。担当するプランナーによって、同じ新郎新婦さんであっても、異なる結婚式ができるんですよ。それくらい個性は大きく影響するんです。

例えば私は、最近は司会も担当するようになりました。80名を超える大人数の参加者を巻き込みながら話せることが、私の個性です。

そんな風に「プランナーだけど司会もする」とか「プランナーだけど写真を撮る」とか。今は業界経験者も積極採用していますし、個性を光らせてウエディングにかかわる人を増やしていきたいと思います。私はそんなプランナーのサンプルになれたらいいですね。
 

「28歳からのキャリア論」女性の働き方ラボ開催決定!

日程:2018年6月17日(日)
時間:16:30〜18:30(16:15開場)
場所:株式会社CRAZYオフィス
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※CRAZYは一緒に働く仲間を探しています

編集:水田 真綾 写真:浦口 宏俊

伊勢真穂
Maho Ise

リンクアンドモチベーションにおける約8年間の組織人事コンサルティング経験を経て、フリーランスとして活動中。組織変革の知識と現場経験を豊富に持つため、HR領域における取材依頼が多い。「Forbes JAPAN」や「HR2048」といったビジネス系メディアでの執筆を行う。

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