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<吉田勇佑インタビュー>生き様で人生を変える

 

 

これまで自分を支えてくれた人々への感謝を、誰にも負けない使命感に変えて生きる。そんな彼だからこそ、届けられる言葉、エネルギー、そして、その生き様。自分の想いにまっすぐに、等身大で生きる彼の姿そのものが、人生に迷う多くの人々の心に火を燈す。いかにして彼はその強さと信念を手にいれたのか。その真相に迫る。

 


吉田 勇佑(Yusuke Yoshida)

PROFILE

一緒に何かしたいと思わせる人望と情熱で、学生時代には1000人規模でチャリティ運動会を行う学生団体SWITCHを創設。新卒入社したITベンチャー企業では、キャリア教育事業を行うグループ会社で新領域の事業を牽引。自身がCRAZY WEDDINGで結婚式を挙げた事をキッカケに人生を見つめ直し、2014年11月より株式会社CRAZYに参画。社内では、“ほいける”の愛称で親しまれ、超愛妻家で有名。


 

 

感謝と役割

 

 

―いつも明るく周りに元気を与え続けている勇佑さん。そんな勇佑さんが大切にしているものって何ですか?

 

まさに、感謝ですね。これまでの人生を考えれば考えるほど、たくさんの人の想いに支えられてきたなと感じます。

 

小さい頃から暴れん坊将軍だった自分に、母は、眠くなるまで遊びにつきあってくれたし、父は、突然バングラデシュに行きたいと言い出した僕を手放しで応援してくれました。また東北震災復興支援の活動中、自分の無力さに打ちひしがれた僕の心を救ってくれたのは、仲間からの温かい言葉でした。そしてなにより、どんなときも自分を支え続けてくれた妻の存在が、本当に大きいですね。

 

僕はその人たちに、心から感謝を返したいと思っています。感謝っていうと、なにかありきたりな言葉に聞こえてしまって、すごくもどかしくもあるんですが。

 

でも、僕はその感謝の深さは本当に語り尽くせないほどだと思っているし、自分ってまさしくそれに生きているんです。そして、色んな感謝の返し方があるなかで、僕が最終的に辿り着いたのが、自分自身がこれだと思う自らの役割にまっすぐ生きる姿を見てもらうということでした。

 


 

―素敵ですね…!昔からそんな風に考えていらっしゃったんですか?

 

いや、実はそんなことはなくて。大学に入学した頃は、かなりの時間を遊びに費やしていたように思います。でも、しばらくするとそんな毎日にも飽きていたし、せっかくの大学生活、何かすごいことをしたいなと思ったりもしていました。だけど、「仲間の意識が低いから」とか「授業がおもしろくないから」なんて言い訳をして、結局、自分自身ではなにも行動に起こさないまま、惰性的な毎日を過ごしていたんです。

 

―勇佑さんにもそんな頃があったんですね。

 

でもよく考えてみれば、大学で経営学部を選んだのも、経営者であり哲学家でもあった祖父から「社会」や「世界」という視点で色んな話を聞かされていたからで、小さい頃から、自分にはなにか大きな役割があるんだろうと心のどこかではずっと感じていたんです。

 

 

人生が変わった瞬間

 

 

そんなとき、僕の人生を変えた、ある人物に出会いました。それが学生団体GRAPHIS代表、石松宏章さんです。彼は大学生の身でありながら、日本でたくさんのチャリティーイベントを主催し、カンボジアに学校を建て、さらには無謀だとされていた病院の建設まで行いました。目を見張るような彼の活動の功績は、書籍化、映画化されているほどです。

 

それだけすごい人なんですけど、とにかく、僕にとっていちばん衝撃だったのは、彼の生き様そのものでした。実現可能性を度外視して、社会を良くしたいという純粋な夢に本気で挑み続けるその姿には、想いという次元を超え、それこそが彼の使命だと思わせるほどの強い意志と覚悟を感じました。

 

“社会を良くしたい”と言う人はたくさんいるけど、その気持ちから逃げずに、真正面から戦おうとしている人ってほんのひと握りで、しかもそれを自分と同じ大学生がやってのけている。その事実がすごく悔しかったし、「やるしかない」と僕の心が奮い立った瞬間でした。

 

―まさに、「人生が変わった瞬間」なんですね。

 

 


 

 

そして、その想いのままに立ち上げたのが、学生団体SWITCHです。自分にも彼のような生き方が出来るということを証明したかったし、絶対に彼を超える人間になろうと決意して取り組んできました。

 

SWITCHでは、本当に多くのイベントを企画して、関わる学生の数は何百、何千と増えていきました。それは確かに成果と言えるものだったのかもしれません。けれど、そんな実績よりも僕がいちばん心に残っていることは、魂を込めて自分の想いを伝え続けていくなかで、どんどん変化していくメンバーの姿をみることだったんです。

 

 

生き様で人生を変える

 

 

ある後輩の女の子は、ずっと自分に自信がなくて、「私がここにいる意味はないんじゃないか」そんなことを口に出してしまうような子でした。でも、彼女には人を笑顔にする力があったし、実際、僕たちは彼女からたくさんの元気をもらっていたんです。だから僕は、彼女が自分の魅力にちゃんと気付いて、彼女が自信を取り戻せるよう、ずっと向き合ってきました。

 

そして迎えた引退の日、彼女から「勇佑さんに出会えて、本当に良かったです」そんな言葉をもらうことができたんです。心に正直に生きる自分の生き様そのものが、人の人生をより輝かせるきっかけになれる。彼女からそんなことを教えてもらったとき、それこそが自分の役割であり、自分にとっていちばん幸せな生き方だなって、改めて確信が持てました。

 

 


 

 

世界の変え方は、僕にもまだわかりません。ただ、彼女のように自分と葛藤しながら、一生懸命生きる人たちに、自分の生き様で勇気を与えられる存在でありたいと思っているし、自分に関わった人たちが、色々な形で少しずつ社会をよくしていく、そんな連鎖の発端であり続けたいと思っています。

 

人は誰しもが“使命”を持っていると思います。意識の高いCRAZYメンバーだから特別なんだって思われることも多いんですけど、そうではないんです。“使命”には、さまざまなカタチがあって、「世界を変える」ということも、「周りの人々を大切にする」ことも、そのカタチは本当に人それぞれだと思うんです。でも、それでいいんです。

 

大事なことは、あなたのなかにもあるし、あなただって気づいているはず。自分の使命から目を背けることなく、ちゃんと向き合い続けること。そのカッコよさも、心の奥で知っているはずなんです。だったら、ぜひその心が震える方向へ。

 

Crazy or die.

 

 

writter

木嶋 美穂

INTERN
木嶋 美穂
Miho Kijima

『旅するように生きる』がモットー。たくさん迷子になりながら、それでもなんだか面白そうな匂いのする方へ、無邪気に飛び込む勇気とトキメキを持ち続けていたい。現在、『本気で泥だんごをつくる大人の会』の開催をもくろむ。

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