interview_top_doi-671x378

< 土井義大インタビュー > 可能性の芽をもっともっと伸ばしたい

 

「世界はもっと愛に溢れていいはずだ」

 

誰よりも自分を信じ、誰よりも仲間を信じる。仲間のために死んでも走り続ける覚悟があると語る彼には目指すべき姿があった。葛藤しながらも自らの道を切り開くことを決めた彼の覚悟と、その真相に迫るインタビュー!

 

 


土井義大(Yoshihiro Doi)

PROFILE

新卒で、大手人材会社に入社。その後、数名のメンバーと共にゼロから子会社の事業の立ち上げに携わり、わずか数年で誰もが知る大企業と取引をするまで会社を成長させる。CRAZY WEDDINGで自らの結婚式を挙げたことがきっかけとなり、2015年春にジョイン。

 

DMLP_5_issyoni

 


 

 

―学生時代、ほぼ365日予備校で先生をされていたと伺いました!
 どんな先生だったんですか?

 

ほんとに個性的で十人十色、色んな生徒たちに教えていくなかで、勉強が不得意だったり、そもそも、「勉強なんて大嫌い」なんて言う子にもたくさん出会いました。

 

そんな生徒たちに僕がずっと伝えてきたのが、 “常に自分が変化している実感を持つこと”でした。

 

これがすごく大切なことなんですよね。でも実は僕も元々、彼らと同じように勉強はあまり得意な方ではありませんでした。それでも、勉強してだんだんといい結果が出せるようになったときに、その要因を改めて振り返ってみました。そして、そこで気が付いた自分の成長の要因がまさに、自分自身のどんな小さな変化にも敏感になれていたからだ、ということでした。

 

だから授業でも、生徒たちが自分の変化に気づけるような工夫をして、僕自身は、彼らのどんな小さな成長でも認めてあげるんです。 褒めるとも違って、「出来なかったことが、出来るようになった」ということを、 単に事実として伝えてあげる。そうすると、生徒たちはそれまで見逃していた自分自身の成長や変化を自分でちゃんと噛み締められるようになるんですよね。

 

―なるほど…!

 

そして一旦、彼らがその変化に自分で気付けるようになると、こちらが何も手を貸さなくても、もうみんな勝手に成長していくんです。きっとこれは勉強だけではなく、すべてのことに言えるんじゃないかなと思います。

 

そんな風にして自分が関わることで、子供たちが自分の変化に気付いて前向きになっていく姿を見られることに、とてもやりがいを感じていました。その経験を通じて、教育というものに興味を持つようになってから、教育とは「教師になる」という選択肢だけではなく、色んな関わり方ができることも学び、将来は、どんな形であれ、自分もその分野に携わるような 仕事がしたいなあと考えるようになっていました。

 

 


 

 

―(土井さんの中に)教育がキーワードとしてあったのですね。

 

はい、そうだったんですけど…。社会人として働いていくうちに、いつの間にか目の前の仕事に夢中になり、自分が本当にやりたかった教育から だんだん目を背けるようになっていました。その時の仕事も十分すぎるほどやりがいはあったし、自分の想いをごまかす言い訳なんていくらでもあったんです。それでも捨てきれない教育への想いは、より複雑に膨らみを増し、いつも心のどこかで満たされない思いを感じながら働いていました。

 

でも、そんなある日。
忘れもしない自分の誕生日のまさに当日。

 

死んだ親父が夢に出てきたと思ったら、いきなり、ものすごい勢いで罵倒されたんです。生きてるときだってそんなこと一度もなかったのに。最初はびっくりしたんですけど、「お前は、自分の人生どうしたいんだ!」って咎められた気がしたんですよね。

 

確かに人っていつ死ぬかわからないし、何が起こるかわからない。そう思ったときに、自分の人生、もっとドラマチックに精一杯生き切らなきゃだめだなと思ったんです。

 

corp_article_doi_1

「子どもも大人も本気で遊ぶ」という、前職の先輩の活動のお手伝いをしているところ。
水鉄砲ウォーズ(左) 逗子にある「村や」(右)

 


 

 

例えば自分の理想に純粋に生きている人って高い理想を追っているからこそ、どんなに頑張ってもその理想になかなか届かなかったり、ひとに理解してもらえないことも多くて、ある意味、すごく孤独だと思うんです。そして、孤独だからこそ、自分で自分を信じられないと心って簡単に折れてしまうと思うんですよね。

 

だとしたら僕は、そんな人たちの心に、誰よりも寄り添って、「絶対できるよ、大丈夫だよ」って 胸を張って伝えてあげられるような存在でいたい。

 

ただし、僕はサポーターになれれば満足なわけではなくて、最終的にその人たちが、“心から自分の夢を信じられるようになること” それこそが、僕にとっての喜びなんです。CRAZYのメンバーも、目指している理想がとても高いんですよね。言葉で言うと、世界とか社会とか…しかも目指している方向もさまざまで。だから人の何倍も苦労して、涙もたくさん流しているんだと思います。

 

それでも夢を諦めず、必死で自分との葛藤を繰り返しているメンバーたちのことを本人たち以上に信じてあげたいと思うし、そうすることができれば、自分の人生の可能性もますます広がっていくような気がしているんです。

 

 


 

 

―子供たちのサッカーチームをつくろうとしている、 なんて噂もお聞きしましたが…!

 

つくりたいですね~! サッカーは愛して止まないですからね(笑)

 

ただ、単にサッカーを教えるためのサッカーチームをつくりたいわけではなくて、そこには僕がやりたかった想いの要素を組み込みたいと思っています。子供たちが「自分で自分の変化を実感できる」チームづくりです。

 

日々の練習メニューや、試合に出るメンバーを自分たちで決めたり、地域の人たちと交流できる場だとか、親への感謝を感じられる機会をたくさん設けて、彼ら自身が、自分たちの変化や成長を感じられるチームをつくりたいと思っています。想像したらワクワクする!

 

corp_article_doi_2

 

 


Editor’s comment

すべてを包みこんでくれるお兄さんのような雰囲気を持ちながら、ひとつひとつに強い信念を感じさせる土井さんの言葉。彼のことを知れば知るほど、彼のことがもっと知りたくなる。強くしなやかでたくましい芯を持った人間に、いつかきっと私もなりたい。

 

writter

木嶋 美穂

INTERN
木嶋 美穂
Miho Kijima

『旅するように生きる』がモットー。

たくさん迷子になりながら、それでもなんだか面白そうな匂いのする方へ、無邪気に飛び込む勇気とトキメキを持ち続けていたい。現在、『本気で泥だんごをつくる大人の会』の開催をもくろむ。

この記事が気に入ったら、いいね!

ニュースレター登録はこちら