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< オア明奈インタビュー > Rainbow Rose

 

いつも凛としていて、どこかミステリアスな雰囲気。

 

近くに行く時に、同じ女性として背筋が伸びる、そんな第一印象だった。それとは裏腹に、彼女が私にかけてくれた一言「他のメンバーがインタビューされているのを見て、今か今かと心待ちにしてたよ!笑」

 

最初の印象をはるかに超える、全身で感情を表現しているような底抜けの明るさと、周囲にいる人まで照らし出すような笑顔に、ぐんと惹きつけられてインタビューが始まった。

 


 オア 明奈 (Akina Orr) / ブランドプロデューサー

PROFILE

自身の結婚式を一から手掛けたことをきっかけに、ウェディングで自分の可能性に挑みたいという意思のもと、2015年1月よりCRAZYにプロデューサーとして入社。ブランドマネージャー山川と、三か月間のブランドマネジメント統括を経て、現在はチームメンバーのトップとして活躍している。


 

 

セルフプロデュースした結婚式

 

 

―あきなさんの結婚式が掲載されている雑誌を拝見させていただきました!もともとブライダル業界の経験がないところから、どうして自分で式を創ろうと思ったのですか?

 

自分が結婚すると決まって、その時にどんな結婚式したいかなって考えたのね。私はもともとビューティーやファッションに関する事が好きで、やるってなったら、こう、マニアになるまでやっちゃうんだよね(笑)こだわりが凄く強い。だから、誰かに頼んでもあんまり形にならないなと思って。自分がこれっ!と思ったものにお金や時間を厭わないで、納得いくまで追求するタイプ。

 

結婚式に向けて、時間が出来たらイメージを高めてshop巡りをしたり、エステやトレーニングに通って徹底的に身体作りもした。後悔をしたくなかったから、とにかくストイックに取り組んでいたんだ。――理想の姿をイメージして、とことん努力されていたんですね。

 

―一番こだわったのはどの部分ですか?

 

一番こだわったのはドレス。結婚が決まった9月から情報収集を始めて、ドレスもNYのブランドの物を購入。ドレスのイメージに合う靴も、大好きなブランドの物をオーダーメイドにしたり、全てにおいて自分で選択をしていったの。こだわりレベルは、センスなども含めた“自分の集大成”的な部分はあったかなって思う。

 

 

あきなさんドレス

細部までこだわりぬいた、お気に入りのウェディングドレス

 


 

旦那が北アイルランド人だから、彼の故郷と日本の両方で結婚式を決めたの。北アイルランドでは350年もの歴史のある教会でクラシックに、日本では六本木で思いっきりモダンな雰囲気にしたんだけどね。海外と日本で同じドレスを着るから、雰囲気をガラッと変えるために、式の途中でロングヘアをバッサリ切る演出をしたり!おしゃれでセンスのある結婚式を極めたいっていう想いが強かった。

 あきなさん ショートヘア

 エレガントなロングヘアから一転、ショートカットで一気にモダンな雰囲気に

 

 

人の可能性を引き出したい

 

 

―準備だけでなく、当日もこだわり抜いて迎えた式だったんですね。やはりその式をきっかけにブライダルに興味を持たれたのですか?

 

そうだね。ここまでひとつの物を作り上げる事にこだわってみて、『私はこれを仕事にしたい!!!』って思ったの。だから最初は、自分のセンスを生かしたい!と思って入社して。でもね、CRAZYに入って自分の強みはそこではない事に気づいたんだ。

 

―といいますと…?

 

そこももちろん強みにしたい。だけど、前職がコンサルタントということもあって、誰かに向き合ったり、人の本質的な想いや悩みをくみ取って形にするという事は、もともと自分がすごくやりたかったことだし、やってきたことだった。人の可能性をもっと引き出したい。そんな想いをオリジナルウェディングで活かせることが一番のやりがいであり、自分にとっての価値だと気づいたんだ。

 

 https://instagram.com/p/3Lns7np1za/

 

新郎新婦様の人生を誰よりも受け入れる事。自分に自信がある人ってそんなにいない。自信があるように見えている人でも、無かったりするし、実は私もそうなんだ。でも、CRAZY WEDDINGの結婚式は、“人生承認の場”であると考えてる。

 

コンセプトをつむぐためのヒアリングでは、単純に聞くだけではなくて、これまでの人生をあけっぴろに話してもらう。始めは恥ずかしそうに語りながらも、話をお伺いするにつれて、色々なことを伝えてくれる。そんな風に、他人に自分の人生について語る機会はそうそうないよね。

 

だからこそ、私はそれを全て受け止め、『あなたの今までの人生って素晴らしいですね』『あなたってこんな人なんですね』とお伝えする。それが、知らなかった自分に気づけたり、大切にしている事を再確認することで、自信を持つ一歩になったり、『次はこんなことをしてみたい!』という素直な想いを、行動に移す一つのきっかけであれたらと思っている。

 


 

―あきなさん自身もそのような経験をされたのですか?

 

うん、就活のタイミングだね。ずっと、自分に自信がなくて。私って求められてるのかな、とか、認めてもらえるのかなっていう事を人一倍考えていた。だから、『人に認めてほしい、求められたい』っていう感情を原動力として、がむしゃらに頑張るっていう中で人生を歩んできた。

 

その時に前職の採用担当の人から言われたの。「あきなの可能性をあきな以上に信じているよ」って。私が自分の可能性を信じていなくても、この人は私の可能性を信じてくれていて、そういう人の側に行けば、自分の事を信じてあげられると思った。そして、いつかは自分もそう言ってあげられる人になりたいなって。

 

“可能性”は、見えない部分であり、確信ではない。だけど、あなたは本当に素晴らしいよって言ってくれた人がいるという経験から、私は一歩踏み出せたな。

 

―そのいつかが、実際にいま実現していますね!あきなさんが、自分を承認してあげられたからこそなのですね。では最後に、自分を受け入れた先に見えた“あきなさんらしさ”を教えてください。

 

自分の感情に素直に生きる。常に頑張り続けて、走り続けているのが私だし、生き急いで前のめりでやっていく。空回りしたり躓いたりすることもあるけれど、それでも立ち上がり、這い上がるのが私だし、それが私らしいなと思う。常に自分の可能性に挑み続けていたい。そして、その生き様が誰かの支えや希望になれたらいいな。

 

 


 

今回のインタビューとは別に、彼女と同じチームで働くメンバーの徳冨義貴(とみー)さんにも、“あきなさんらしいな”と思う瞬間についてお話を伺ってみた。

 

僕はあきなさんに「とみーはとみーのままでいい」と言ってもらったところから始まっていて。でもただ優しいだけでなくて、良い時は良い、悪い時は悪いってはっきり言ってくださったり、びしびし本気でぶつかってきてくださる愛情ありきの厳しさに触れた時に、特に感じます。

 

あとは、プロデューサー仲間に「もう無理〜!」って弱音を吐いたりしている時とか(笑)凛としようとしているけども、生き方が常に全力だから、そんな風に感情をさらけ出している時にあきなさんらしいなって感じます。全然関係ないけど、大阪出身だからたまに関西弁全開でつっこみまくってる時とか、本当に面白い。そんなあきなさんが大好きですね。

 


 

 

自分の可能性を信じ、相手の可能性を信じる。
ひたむきに進む先に、きっと見えるものがある。

 

“ありのまま”を受け入れ、そこからさらに前へ進もうとする彼女の姿は、一人の凛とした女性にも、がむしゃらに走っている少女のようにも見えた。

 

Rainbow Rose〝無限の可能性〟

そんな花言葉を、彼女に贈りたい。

 

writter

田口眞帆

INTERN
田口眞帆
Maho Taguchi

抑えきれない感情やあふれ出る気持ちを素直に表現できている人にココロ惹かれる。イベントや企画が大好きなのは、そのキッカケがたくさん詰まっているから。まさか自分が編集に携わるとは考えてもいなかったけれど、「なんでその感情が出てくるのだろう?」という、想いの根本に触れることのできる毎日は、イベントや企画とは一味違う面白さを私に教えてくれている。

 

 

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