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<CRAZY LIFE LAB> 成功が約束された90点の未来か、 失敗するかもしれない100点を超える未来か

 

卒業が近づいたら“就活”をする
それに違和感を感じたことなんてなかった

 

誰が決めたのだろう
誰かが決めたとして、なぜそれに自分は従う必要があるのだろう
そんな疑問をよく考える暇もなく、カレンダーは説明会の予定だらけ
今日も期待よりも不安を抱えて、家を出る

 

いい会社、いい仕事、いいキャリア
考えれば考えるほど、ふと浮かんでくる疑問がある
人生に正解なんてあるのだろうか?

 

 

CRAZY LIFE LABで見たもの

 

2015年8月7日〜11日
僕たちは、CRAZY LIFE LABという企画を立ち上げた

 

企画メンバーの中心は就活や働き方に問題意識をもっている15人の学生
同世代の学生に向けて、「未来の働き方や生き方を一緒に研究する」
そんなコンセプトで、5日間のイベントを行った

 

“就活”という言葉の持つ無機質さを吹っ飛ばすような、
創造性の溢れる会場には合計270名もの方が来てくれた

 

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初日を飾ったのは2本のオープニングパーティー
日常の「あれ?」を研究する『AWAKE YOUR SIGN』
心の奥にしまっておいた過去を研究する『Open the door』
photo by 岳

 

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2日目〜4日目は、丸1日使って真剣に人生を考える『One Day Lab』
情熱が伝わる話し方、涙で頬を濡らす顔、真剣な眼差し
詳細までこだわった世界観の中で、参加者の様々な姿が見られた
photo by 岳

 

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5日目は『One Day Lab』の参加者対象に、
リラックスしながら語り合う『After Lab』を開催
自分を「幸せ」にする行動を考えて、共有した

 

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合計5日間の中で働き方や生き方を、真剣に、でも面白く考えるために、
“実験”という名でいろいろなコンテンツを行った

 

例えば、
いま生きているこの世界をもっと幅広く知る実験
ありふれた自己分析よりも深く、自分の過去を振り返る実験
自分の理想を諦めずに働いているCRAZY社員の話を聞く実験
そして、最後に参加者自身が自らの想いをプレゼンする実験

 

これらのコンテンツを通して、
自分の意志で進路を選択できる状態になることがこの企画のゴールだった

 

 

本当の理想にたどり着くために

 

迎えたOne Day Lab最終日

 

前日までに、
「就活をする中で忘れていた想いを思い出せた」
「1つずつの選択を、自分の意志で決めようと思う」
という嬉しい声を参加者から聞くことができたので、
想いは届き、企画は成功しているように思えた

 

でもコンテンツを進める内に、
企画メンバーの中に1つの違和感が生じる

 

「本当に人生が変わるほどの体験を届けられているのか?」

 

伝えたかった想いが伝わる
予想していた言葉を参加者から聞ける
それだけでいいのか?
それが僕らの本当にやりたかったことだろうか?

 


 

時刻は15時
遅めのランチを終えた参加者が、
二人一組でお互いの気持ちをシェアしながら外を歩く「ペアトーク」に出かけている間、
会場に残された学生メンバーとCRAZY社員だけで緊急の話し合いが始まった

 

CRAZY社員の一人が口を開く
「自己満足じゃダメだよ。本当に参加者の為になることをやろう」

 

僕ら学生メンバーは心の中で激しい怒りを覚えた
自己満足?
自己満足でやっている気なんて毛頭ない
「俺らは、ずっと本気で参加者のことだけ考えてやってきたんだ」
胸の内に納まりきらない言葉が溢れる
学生メンバーも社員も関係なく感情と感情がぶつかり合う

 

今まで考えに考え尽くしたコンテンツの数々は、設計どおり上手くいっていた
このまま進めていけば、昨日よりも良い結果になる

 


 

でも、僕たちは葛藤していた

 

なぜなら、それをしたからといって、
本当の理想に届かないことに、気づいてしまっていたからだ

 

参加者が外から帰ってくる時間が迫っている
考えるのに残された時間はあと3分もない

 

成功が約束された90点の未来か、
失敗するかもしれないが、100点を超える未来か
2つの選択肢を前に、
僕たち自身が意志を問われていた

 

 

これから3時間、みなさんは何に使いたいですか?

 

「この後のタイムラインを白紙にしました」


司会から告げられる言葉
それが僕たちの出した結論だった

 

司会の言葉を聞いて、参加者は困惑した様子だった
外にいる間に起きたことの説明を求める参加者もいた

 

そこで僕たちは、なぜこのイベントを作ったのか
どんな想いで企画してきたのか
それをただただ率直に伝えることを選んだ

 

運営側とか参加者側とか関係なく、
飾らない本音を語り合う時間が続く

 


 

徐々に場が落ち着きを取り戻した頃
司会からその場にいる全員に問いが投げられた
「残りの3時間、みなさんは何に使いたいですか?」

 

その問いをきっかけに、次々にコンテンツのアイディアが生まれていく
社員の話を聞きたい人、自分の夢を語りたい人、価値観を言語化したい人
自分の本当のニーズが何かを真剣に考え始める参加者たち

 

パネルディスカッション、自分語り、夢プレゼン…

 

何か用意されたイベントに参加しているのではなく、
自分の意志でその場にいることを選択し、行動を決める
誰もが主体的だったからこそ、話には熱がこもり、涙も溢れた

 

 

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イベントが終わった時、参加者同士、
感謝を伝えあい、抱き合ったりする姿が見えた
僕らはそのたった3時間に起きた、
言語化できない、なにかとてつもない体験を噛み締めていた

 

運営側も参加者側も、
理想のために意志を持って選択する体験をしたのだった

 

 

「意志を持って生きる」のリアリティー

 

この5日間のCRAZY LIFE LABを終えて、
僕たちが手にした研究結果はなんだったのだろう?

 

目の前の手に入りそうな選択を捨て、
本当の理想に向かって進んだことで、
熱狂する体験ができた

 

そしてその場の参加者が強い意志と主体性を持った時、
イベントの枠組みも、熱量も全て変わってしまった
つまり現実が変わったのだ

 

「意志を持って生きる」なんて言葉ではなんとでも言える
しかし、意志をもった瞬間の顔つきの変化、話す言葉の力強さ、
そういったリアリティーを体感することができた

 


 

人生に正解なんてあるのだろうか?

 

その答えのいくつかを
CRAZY LIFE LABの空間で見つけたような気がした

 

それは理想を諦めずに最後までやりきること
誰かを変えようと願わず、自分自身から変わる覚悟をすること
それが人生を面白く意義あるものにしてくれる

 

そんな確信の上で、CRAZY LIFE LABはこれからも活動していく
未来にどんな生き方・働き方を残していきたいのか、
自らを変え続けることによって探求していきたいと思う

 

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writter

佐藤 史紹

INTERN
佐藤 史紹
Fumiaki Sato
情熱的でありながら自然体でありたい
そういう一見矛盾するものを内包できるくらい器の大きな人になる
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